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中途半端な成績表と、好奇心を失った自分

この記事は深夜テンションでメモ帳に殴り書きをしたものを載せたものです。写真の成績表は自分のものではなく、9浪東大理3のルシファーさんの模試の成績表をお借りしています…

私は今大学3年で、単位を落とすのが怖くて何をするにも「これをしたい」という好奇心を抑え込んで大学の勉強を最優先してしまう人だ。お陰で理系ながら3年春終了時でGPAは3.6を取れたが、奨学金や成績優秀者の表彰を貰ったりしたことは一度もない。要するに中途半端なのだ。首席でもないような、かと言って平均的でもないような、中央値よりも中途半端な成績表ほど自分を戒めるものはない。首席、奨学金を取れなかった悔しさ、かと言って成績のための勉強を捨てられず、貴重な大学生活を無駄にしてきた嫌悪感が常に自分を包み込む。

もう自分にはこれしか取り柄がないんだ、と思わんばかりに、机の上に成績表を広げて、眺めているうちに眠くなる。そのまま眠りにつく。朝起きると、成績に固執していた自分を省みて、さらに嫌悪感が募る。成績のために自分の趣味を捨て、遊ぶ友人を捨て、好奇心を捨てた先にあるものはこういう地獄だ。

まじめに、禁欲的になりすぎると自分に余裕がなくなり、気を配ることができなくなり、周りの人が離れていく。加えて、自分自身の好奇心に従うことを忘れ、しまいにはどうやって興味を持って集中して取り組んでいたのかさえも忘れてしまう。


最近、鏡を見て呆然とした。
「…え?」
そこには白髪が増した自分の髪の毛が写っていた。これまで白髪は勲章だと思っていた。高校受験の時期からというものの、与えられた勉強をし、苦しめば苦しむほど成績が上がっていき、同時に白髪の数が増えていく「錯覚」を感じていたからだ。しかし、本当の白髪というものは、好奇心を持つことを忘れてしまったストレスからくるものなのだと自分の中で納得した。

教訓: 自分の好奇心に従うことを忘れないように。

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小次郎
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