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【解説】メッシの筋肉の5つの秘密

どうも、お疲れ様です。

今日はメッシが試合中に歩く理由をサッカー歴20年以上、整体、鍼治療を10年目の国家資格者が解剖学的に考察していきたいと思います。

メッシの筋肉についてより深く知りたい方
歩いてるのになぜ得点が取れるのか知りたい方
解剖学の勉強している方
など参考にしていただけたらと思います。


目次です。

①歩いているのに点を取るメッシのスゴさ
②一般選手の筋肉とメッシの筋肉
③メッシの筋肉の使い方
④メッシが歩く理由考察まとめ


ではまずメッシの歩いているのに点を取るメッシのスゴさについてです。

メッシが出てる試合を見たことある人にはわかると思うんですけど、守備のときにボールや相手を追いかけるシーンて見たことありますか?

CLとか重要度の高いゲームではたまに追ってプレスかけてますが、それ以外で追いかけるシーンってほとんどないですよね。
ゲームで自分に関与しない場面では基本歩いていて、走行距離もだいたい7〜8キロです。

なのに毎年得点、アシストを記録し続けるメッシの秘密に迫ります。

まず一般的には、走行距離が少ない=攻撃に専念できると言われています。
それに加え前回話したメッシの脳の前頭前野と運動野の能力が優れていること。
それらによりメッシは他の選手より高いレベルでプレーできています。

仮に攻撃に専念できればメッシと同じくらいの活躍、結果を残せる選手はいるでしょうか?


個人的にはメッシに一番近いというかプレースタイルが似ているのはリバプールのサラーかなあと。

サラーも右サイドからカットインする左利きのタイプで爆発的な突破力と得点感覚を持っている選手です。

なので仮にサラーに守備させずにチームの王様として起用すればもしかしてメッシみたいにと、考えたりはしますが、まあでもおそらくそれでも難しいとは思ってます。


技術、センスがトップクラスの選手が攻撃に専念するだけでなく、メッシ自身の身体、フィジカルもより得点を取るために特化した肉体になっていると考えました。

(あとはメンタルがバケモン)



その理由を5つ順番に解剖学的に説明していきます。


(解剖学的に見た)
メッシの筋肉の5つの秘密

1.0→100の緩急
2.乳酸を力に変える筋肉の賢い使い方
3.重心が低い=体幹の強さ
4.ケガが少ない
5.ロッカールームに果物


1.0→100の筋肉の構造

極端に言うと、メッシは歩く(ジョギング)orスプリント(ダッシュ)の2つです。

スプリントの際、筋肉には大きな負荷がかかります。

サッカー選手は、長距離、中距離、短距離を走る競技なので、基本的に満遍なく練習で走りますよね。

この3パターンで筋肉の繊維の活動する種類が異なることはご存じでしょうか。

この筋肉の繊維に注目してみるとメッシの筋肉とプレースタイルの秘密がわかります。

筋肉の繊維には、赤筋(遅筋)と白筋(速筋)に分類されていて、

人によって、筋肉によってその割合が異なります。

例えばマラソン選手の場合は、持久力に特化した筋肉の使い方になるので、赤筋の割合が多くなり、短距離選手の場合、瞬間的で最大限の筋肉の使い方になるので、白筋の割合が多くなります。

これらを踏まえると、
通常、長距離〜短距離を走ることになるサッカー選手の場合、全ての筋肉の繊維をバランス良く鍛える必要があるということになります。

故にメッシの場合は、短距離を走る白筋を鍛える代わりに赤筋の割合が減っていると推測できます。

よくメッシの自主練の動画がネットでよく見ますが、ほとんどが瞬発力、白筋を鍛えるメニューであることがわかります。

2.乳酸を力に変える筋肉の賢い使い方

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