家事や料理で工夫していること
料理はマルチタスクでするものだと思われがちですが、無理に3つくちコンロを同時に使わなくてもいいと気づきました。
午前中に素材を切る作業だけやったり、一品仕上げておいて、夕方にあったかいまま出せる料理を作ります。結果、一汁二菜になれば構わないと思うようになったので、シングルタスクを自分のペースでこなして用意しています。1日かけて夕飯をちゃんと作れればいいという考え方です。
小学校や幼稚園、習い事など、子供の予定が立て込んで、疲れて動けない日が週に何日もあります。
時間があるときに作り置きをしたり、すぐ作れるカレーや、麻婆豆腐の材料は常にストックして、なるべく手作りの料理を家族に出せるよう、工夫しています。
健常者に比べると時間がかかりますが、自分のペースを把握することで、7年経って、ようやく気負わずにこなせる、家事になったと思います。
まだまだ、ご飯を炊き忘れたり、お茶っ葉を入れずに、ヤカンのお湯を沸かしたり、とうっかりも多いのですが、家事動作の手順で悩む事はなくなりました。
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