「生涯学習」 Life-long Learning
「生涯学習」とは
フランスの思想家であったポール・ラングランさんの、教育理念。
時は1965年、ユネスコで成人教育のあり方について議論していた頃、ラングランさんは「教育改革の理念」として、”education permanente” (生涯教育)を提唱した。
それまでは、学習は学齢期においてのみ行われるもので、卒業したら学習は終わり!あとは働くのみ!と考えられていた。なんだか今の日本も、若干その風潮は残っているけど。
当時はそれが、全く新しい教育理念で、世に対して考え方の転換を求めたものだった。
「博識を獲得することではなく、自分の生活の種々異なった経験を通じて常により一層自分自身になるという意味での存在の発展である」
『生涯教育入門』(1970年)
この本は50年前に書かれたのだけど、「社会が大きく変わっていく。時代が変わる!私たちも変わり続けないといけない!」と、あらゆる未来を見て、考えていたんだよなぁ。ラングランさん。
まさにコロナの今、生涯学習について考え直すのに良いタイミングだと感じている。何を学ぶかは、人それぞれだけど、全部通じているような気もする。
最近、学び直したい欲と、何か作りたい欲が、とまらん。
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