見出し画像

旅行記⑤アルプスリベンジとミラノ

大吹雪のスイスを越え、夜にミラノ中央駅に到着。
駅が壮大でかっこよすぎる。本当ははゆっくり眺めたいところだったがスリが多いと聞くこともあり、大きいスーツケース2つ抱えながらはリスクがありそうでそそくさと外へ。

この日はホテルといより、民泊のようなところを予約していた。19:00すぎに到着することを事前に伝えていたら、オーナーさんがホテルの入口で待っていてくれており、とてもあたたかく迎えてくれて疲れを忘れられた。
その後部屋のあれこれを丁寧に説明してくれ、部屋のクオリティや立地も満足で是非またミラノに来る際はここに泊まりたい!
household settenbrini

移動ばかりで疲れていたし、この日は近くのスーパーで夕食を調達。サラダのドレッシングがバルサミコとチーズなのがイタリアらしい。(ただ一応と思い持ってきておいたカップ蕎麦の鴨出汁が一番美味しかった、、)

就寝。



朝食はホテルからカフェチケットをもらっていた。
とりあえずスタッフさんに渡すと中国語でわーーと(多分説明)言われポカンとしていたら、あら、ごめんね、中国人じゃないね笑 どこから来たの?と言い英語にしてくれた。たまたまかもしれないが、スイスでは日本人はおろかアジア人でさえあまり見かけなかったから、アジア人というだけで謎の親近感を抱いた。

そして、朝食にピスタチオクロワッサンとオレンジジュースとカフェラテを注文。正直、またクロワッサンかと思った。クロワッサンは好きだが、ヨーロッパ旅行中毎日食べていて飽きていた。
しかし、ここのクロワッサンは絶品だった!間違いなく今まで食べたどのクロワッサンより美味しかった、、、!外側は誰もが想像するあのサクサクの生地だが、中身はかなりもっちりとしていてさらにピスタチオクリームが入っていた。そしてオレンジジュースも市販の100%の味を想像していたが、搾りたての果肉入りのものがでてきた。非常に満足度が高い朝食だった。



外は快晴。この日は終日ミラノ観光を予定していたが、前日のベルニナ線乗車が大吹雪でアルプス山脈を満足にみることができなかったことで後悔が残っていた。ということで急遽午前中はアルプス山脈をリベンジすることに。


ミラノ中央駅駅から40分くらい電車にのりcolicoという町へ。アルプスが綺麗にみえるらしい。そして電車のチケットを買ったものの、ここで有効化の仕方が分からないという事態発生。機能のチケットはカードサイズでスキャンする機械にかざすとOKだったが、今回買ったチケットは手のひらに収まらない長方形の大きめサイズ。スキャンする機械にかざしてもことごとくエラー。

駅員さんに聞きたいもの近くにおらず、もしかしたらエラーになるということは、これは有効化しなくていいチケットなのでは?とポジティブに解釈し(一部有効化不要のチケットがあるらしい)時間が来たので乗車。


しばらく車窓を楽しみ、チケット有効化のことを再度調べていた。すると、これはやはり有効化できていない気が、、、それからはもうcolicoに着くまで内心ドキドキしていた。駅員さん回ってきませんように。。。

ラッキー?なことにチケットチェックされずに降車。そこで窓口があったためどうやって有効化するのか尋ねた。「これは古いタイプのチケットだから窓口でスタンプを押すタイプだよ」
大変勉強になりました。

その後この風景をみることができて心から来てよかったと感動。

やはり晴れた日の威力はすごい


午後からはミラノ散策。
観光地巡りももちろんいいが、なんと言ってもご飯が最高に美味しかった。パスタやジェラートが日本で食べるのとそんなに違いがでるのかと思っていたが(失礼)本当に美味しかった。パスタは私史上最高にもちもちで、ジェラートはピスタチオの風味がこんなにしっかりしているのは初めてだった。

最終日に予想を上回る美味しいご飯を食べることができて満足。今回イタリアはミラノのみの滞在となったが、是非他の都市も観光したい。


そして最後に、今回の旅で最も収穫だったのが相方の価値観の変化だ。私は年に1回海外旅行に行きたい派、相方はすぐ行ける距離(おもに国内)で旅行の回数を多く行きたい派であった。
しかし、今回相方は初のヨーロッパ大陸上陸により私の意見にとても共感したらしい。私とて考え方を押し付けるつもりは毛頭なかったが、嬉しい変化であった。

終了。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?