カクコツ 書く準備②| パソコンよりこれが大事かも
独立して書く仕事を始めたとき、最初に用意したのは当然ながら仕事用のパソコン。以前紹介したように、もともと独立する気はなかったので急遽用意しました。IBM(当時)のThinkpad。ノートパソコンですね。
最初は最低限のツールから始めよう
Thinkpadを選んだ強い理由はなかったと思います。強いていえば、勤務先で使っており、独特のキーボードタッチに慣れていたことでしょうか。
ライターの仕事だったら、パソコンのスペックはそう高くなくても大丈夫。
Wifiとオンライン会議ツール、Microsoft Office系があれば仕事はできます。
ハードウェアもソフトウェアも、あればあるほど便利。でも何せコストがかかります。最初は最低限のツールから、あとは予算と必要に応じて順次そろえていく感じで十分だと思います。
多くの資料を同時に閲覧できる便利さ!
パソコンより優先順位が高くなるといったら大げさかもしれませんが、「もう手放せない!」と感じるのは外付けのモニターです。これいいですよ!
いまは23インチのものを使っています。可能ならもう少し大きいサイズがほしいかも。いちどこのくらいのサイズを使うと、ノートパソコン純正の画面サイズでは効率が下がってしまいそうです。
前回もご紹介しましたが、ビジネスライティングの現場には、常時見ていたい資料が多くあります。たとえば、自分が書いているワープロソフトと、資料を見ているブラウザやPDFリーダー、各種アプリなどがひとつのモニターで閲覧できる便利さは、何事にも代えがたいものがあるのです。
追加の外付け機器とスペースを用意
でも、外付けモニターにも欠点があります。ノートパソコンに接続する場合、基本的に外付けキーボードとマウスも同時に用意する必要があること。ノートパソコンと外付けモニターを離して設置することになるので、デスク周辺にそのためのスペースが必要になります。
大型モニターを使うことを前提に、最初からデスクトップ型パソコンを用意することも一考に値するでしょう。また、ライティング用と資料検索・閲覧用を別にして、複数のパソコンを同時に使う方法もあります。わたしもいまはノートパソコン+23インチ外付けモニターですが、デスクトップパソコンや複数台同時使用は興味があります。
外付けモニターが書く仕事に欠かせないツールとは思いませんが、本気で続けたいと考えている方や仕事が増えつつある方は、早めに用意することをおすすめします。