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“スポーツ”を四象限で整理してみた話。~自己分析のヒントに~

東京マラソンで、大迫選手が日本新記録を出しましたね!今回はそんなスポーツに関するお話です。noteの内容が、保険業界・子育て・新人育成ときて今回はスポーツ。一貫性ないですが、それも自分の特徴かと思いますので、今日はこの内容で進めていきます。

体育会系の就職活動生にはぜひ読んでもらいたい

新卒採用関連のイベントが、コロナウィルスの影響で中止になっています。いま就職活動をしている2021年3月卒業予定の就職活動生は、先行きが不安になっているかもしれませんね。こういった感染症は、保険会社も免責にしているくらいなので、発生の予測は極めて難しく、かつ誰かに責任があるわけでもありません。自分自身のできることを粛々とやっていきましょう。

小島が就職活動をしていた2011年は、東日本大震災が3月にあり、就職活動のスケジュールが当初の予定から大きく変わり、一時休止期間がありました。この期間に、自分自身について改めて考え直す機会を作ることができ、そして多くの気づきがあり、面接でも自信を持って話せるようになりました。その気づきの一つが今回の内容になります。

「”体育会系”って言っても、いろんな人がいるよな~。他の競技の友人を見ていても自分と全く違うし、競技ごとに身につく力って違いがあるのかな・・・?」と思考していた時にできあがりました。

今日のメイン=どんな四象限で整理するか

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縦軸は多くの方がイメージしやすいかと思います。

・個人競技:勝敗がつく単位が一人のもの
・団体競技:勝敗がつく単位が二人以上で構成されるもの

横軸は初耳の人が多いかもしれませんが、概念を知れば理解してもらえるかと。

・オープンスキル:競技動作を相手の出方によって変える必要があるもの
・クローズドスキル:競技動作自体は相手よって影響を受けないもの

例を出した方がわかりやすいですかね。

二軸例

3つずつ例示するとこんな感じです。

団体競技の中でも、瞬間を切り取ると個人競技になるものもあります。一つの例としてサッカーのPK戦です。勝ち負けはキッカー全員のゴール数によって決まるので団体競技ですが、キック一本一本を切り取ればキッカーとGKの個人競技になります。

厳密にいえば定義が難しいものもあるので、「これどうなの?」とか「こうなんじゃない?」というご意見あれば教えていただきたいです。

では、それぞれどんな力が身につくのでしょうか。

個人競技で身につくもの

一言で言うと、「自責心」ではないでしょうか。当然ながら、勝敗を決める要因は自分のみなので、言い訳も人のせいにすることもできません。ボクシング部出身のリクルート同期は、「勝ち負けに自分の努力以外の変数が入ることが考えられへん」と言っていました。この原因の所在が明らかな点がシビアであり魅力とも言えます。

団体競技で身につくもの

一言で言うと、「協調性」ではないでしょうか。これはよく聞く話ですね。チームで協力して一つの目標に進む、個人のエゴよりもチームの最適解を優先することを学ぶことができます。一人が担う割合は競技によって異なりますし、単純に選手の力量の合計値が重要なものもあれば、それに加えて組み合わせによる力量が重要になるケースもあり、ここはさらに細分化できそうです。

オープンスキルで身につくもの

一言で言うと、「駆け引きする力」じゃないでしょうか。自分(やチーム)の強みを封じられてしまうと試合に勝つことはできませんし、相手の強みを封じる戦術で勝負することもできます。正解がその都度変わりますし、”相性”というものも影響してきます。また、短時間で状況判断が必要なため、即断即決する力も身に着けられます。

クローズドスキルで身につくもの

一言で言うと、「探求心」ではないでしょうか。記録(点数やタイム)が明確に数値で残ります。自分(やチーム)が成長しているのかどうかが、厳しくも如実にでます。オープンスキルは細部にこだわらなくても、結果として勝利するケースもありますが、クローズドスキルは勝利の満足と記録の満足に分かれるのではないでしょうか。細部へのこだわりがないと、記録の満足を得るのは難しそうです。

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小島の場合

サッカーをずっとやってきたので、左下の【オープンスキル×団体競技】で育ってきた期間が長いですが、中学三年間は同時に陸上部に所属して800mと1500mの選手もしていました(最高成績は名古屋市2位です)。なので、真逆の【クローズドスキル×個人競技】の世界です。

あくまでも小島個人の主観ですが、陸上は結果が出て表彰されるうちは楽しかったのですが(そりゃそうですが)、結果が出なくなったときに「もっと極めたい!」とは思いませんでした。サッカーのチームで喜怒哀楽を共有する瞬間や、相手との駆け引きで勝る瞬間を楽しいと感じていたからです。

一方で、リクルート(会社員)時代に感じた「もっと自分の名前(力)で勝負したい」という欲求は、もしかしたら陸上をやっていた時に感じた快感を忘れられなかったのかもしれません。フルコミの保険営業に転身して、今も自営業を続けているパーソナリティーは、陸上競技の時から発揮されていたのかもしれません。

今現在の小島は、自営業として、ファイナンシャル・ジャパンの一員として、社会人サッカーの品川CCの一員としての側面があります。これらがバランスよく自分の欲求を満たしているっことに改めて気づけました。

まとめ

自分がなぜこの競技を続けているのか、どこに楽しさややりがいを感じているのか、考えるきっかけとしてこの四象限も一つの切り口として使ってもらえればと思います。

明確な答えがあるわけではないので、この件に関して議論(しながら飲みたいでも可)してくれる方、ご質問がある方、ぜひご連絡ください。



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