図3

パパ講座に行ってきた話

前回の初noteは必要に迫られて書きましたが、「アウトプットめっちゃ重要じゃん!」ということを改めて感じた(遅いし、人に散々言ってきた。言われてきた人ごめんなさい。)ので、ネタを探していたところ、書きたいものが見つかりました。まさにカラーバス効果ですね。先週土曜、娘が通う保育園で「子育て学パパ講座」というものがありました。今日はその学びをまとめようと思います。

・どんな場だったのか

昨年の4月から、娘は品川区の私立保育園にデビューしました。これまで保護者会や運動会などのイベントはありましたが、今回は「お父さんのみ」、約20名参加の会でした。保育士も男性のかつひろ先生のみで、”安心安全の場”ができあがっていました。そこに講師として、NPO法人子育て学協会の平塚勇太さんがいらっしゃり、【子育てを通し大人も育つ「育ち合う家族づくり」】について講演をいただきました。平塚さんはリクルートOBということで、共通の知りあいも複数人いました。今回の内容もご確認いただいてます!

・家族を【創る】

「個人のライフステージ(に必要なお金)」についてはライフプランニングを行う際にお客様にお話しする立場ですが、「家族のライフステージ」については「なるほど!」と思いました。特に女性(彼女→妻→妻+母)の愛情曲線については直近どこかで見ていたので、改めて理解しました。娘が生まれてもうすぐ3年。妊娠前のレベルには及びませんが、回復グループに入れるよう、最近意識的にコミュニケーションを増やしています。(妻がどう認識してるかは不明です。伝わってなかったら失敗ですね。)

図1

・共働きが増えたことで

我が家もそうですが、共働きが増えてきた中で、家事育児の共有や仕事のパワーバランスなど、しっかりと夫婦で擦り合わせをしなければいけない機会が一昔前より増えています。実際、我々の親世代は父親が家事育児に参加する家庭は少なかったのではないでしょうか(小島家もそうでした)。つまり、手本が無い中で探り探りやっているので、そりゃ上手くいかないことが多々ある。と割り切って取り組むことも必要だと思います。

さらに興味深かったのが、月曜日に疲労困憊で登園してくる子供が増えているということ。平日は朝から夜まで子供を保育園に預けているので、土日に習い事を複数詰め込んだり、子供のためと思って遊びに連れまわすことで、休むことがないまま月曜日を迎えてしまっているそうです。とある保育園では、月曜にプールは止めようと園が意思決定するほど、疲れている子供が増えているそうです。「子供のために!」と親も一生懸命になっているのだと思いますが、ここまでいくと考えモノですね。

・子供とのコミュニケーション

大人(特に僕)は結果で物事を判断しがちですが、子供はプロセスを重視しています。積み木を積んで壊すのを繰り返したり、公園の石を大事そうにポケットに入れて持って帰ってきたり、「その結果に何の意味があるの?!」と疑問に思いますが、子供はそのプロセスを楽しんでいるのです。そこで褒め方が重要になってきます。何かができると「すご~い!」とテンション高めに褒めるようにしている(僕のお手本は妻です)のですが、ここに「(対象物)を(行為)してすご~い!」と、プロセスにも着目していることに気づかせてあげることが重要です。

そして、”対話”を通して安心安全な人間関係のベースを築いてあげることが大事です。対話とは、自由な雰囲気で真剣な話をすることで、会話や議論とは異なります。子供のやる気や自発性を育むために、対話を通して「動機付け」をする必要があります。このあたり、青木想ちゃんが連載していた識学で子育てがとても参考になるので、ご興味ある方はぜひ。

図2

・子供の人格には親が影響する

そりゃそうですよね。

父親からは理性や社会性

母親からは愛情

兄弟姉妹からは理不尽や協調性

を学ぶそうです。妻は愛情もりもりで娘とコミュニケーションをとってくれています。おかげで本当によく笑う子に育っています。大感謝です。僕も責任もって、理性や社会性を伝えていかねばと背筋がのびました。

・ダメな母親になりたくないプライド⇔親の”快動”

夫の皆さん!「(疲れてそう、体調悪そうなのに)なんでこんなに頑張って家事してるんだ?今日くらい手を抜いてもいいのに・・・?」と奥さんの行動を見て思ったことありませんか?(僕はたくさんあります)

ダメな母親になりたくない(夫にすらそう思われたくない)というプライドで動いているケースが多いそうです。素晴らしい責任感ですよね。なので、そのプライドを傷つけることがないよう、慎重に奥さんとコミュニケーションをとりましょう。

一方で、大人にも”快動”(かいどう)が必要です。子供は(一見)無意味な行動を何度も繰り返して楽しんでいますが、大人だって快感を得られる趣味の時間をゼロにする必要はないのです。たまには、子供を預けて夫婦で出かけてみたり、それぞれが趣味の時間を楽しむためにスケジュールを調整したり、人生を豊かにするために我慢のし過ぎは注意しましょう。(という話を聞くと、パパたちはそそくさと自分の趣味に走るそうです。あくまでも夫婦でのバランスを大切に・・・。)

・まとめ

子育てを通して、自分も人として成長させてもらっているなと感じましたし、各テーマに関して同席したパパたちとディスカッションする時間もあり、情報交換もできました。そして、これって仕事上でのコミュニケーションでも活かせるじゃん!という発見も多々ありました。情報交換したいパパさん、もうすぐパパになる人、お話しましょう!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?