怒りの感情に振り回されないで!本質を知れば子育てが少し楽になる
いつも子どもの怒りに振り回されてしまう。
どうしても子どもへのイライラがおさえられないあなた。
ちょっとした怒りのとらえ方で、自分にも子どもにも優しくなれます。
キーワードは「怒りの本質」です!
子どもの怒り
子どもが怒って泣きわめいている時やけんかしている時、真っこうから向き合おうとしていませんか?
ちょっと視点を変えて観察してみると、本質が見えてきます。
子どもが怒っている
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その奥の感情の本質を読み取ってみます。
本当は怒るきっかけなんてどうでもよくて、ただ甘えたかった、注目してほしかった、自分を大切にしてほしかっただけかもしれません。
子どもが怒っても真正面から受け取らず、少し泣くのが落ち着いたら「抱っこする?」と聞いてみてください。
未就学児の我が子はだいたいの確率で「うん。」と抱っこして一件落着です。
兄弟げんかをしている
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怒っている奥の感情の本質は、自分の思いが阻害されたことへの反発です。
(例)遊びたいおもちゃを取られた。
両方の思いを聞いて、互いに相手の思いを認識される。
その後で解決策を一緒に見つける。
この作業で、それぞれ折り合いをつけて納得していきます。
幼少期は自分の怒りを泣きわめいて発散している場合が多いので、根気と時間が必要です。
親の忍耐が問われますが、怒っている奥の本質を見つけることで、解決しやすくなります。
親の怒り
私たち親はどうでしょう。
子どもを力で征服させ、思い通りに動かすために怒る。
育児で奮闘してかわいそうな自分をアピールするために怒る。
睡眠や家事をじゃまされて、自分の欲求をさえぎられたために怒る。
どれも、踏みにじられた尊い自分を守る為に、自衛の気持ちが強いのではないでしょうか。
本当は怒りたくない。
そして、イライラして怒った後に子どもに罪悪感を感じる。
そんな時の感情の本質は、自衛のための怒りだったと自分を許してもいいのではないでしょうか。
ただ、親から子どもへの怒りの発散は「子供に対する甘え」です。
これもグサッとくる言葉ですね。
どんなに親が理不尽に怒っていても、子どもは100%の愛で返してくれる。
それがわかっていて弱い子どもに甘えてしまう。
あなたが子どもに怒ってしまった時の罪悪感は、子どもに対する甘えへの罪悪感だったのかもしれません。
罪悪感は感じているが、どうしても怒ってしまう。
つらいよーというあなたは是非家事の効率化からはじめてみて下さい。
あなたが怒ってしまうのは、あなたではなく環境が悪い。
あなたをいたわることは回り回って子どもに返っていきます。