それって「経費」にしていいの?
フリーランスで仕事を始めて思ったことは、出ていく「お金」が意外とバカにならないこと。
自宅を仕事場にしているので、そこまで費用はかからないかなと思っていたのですが、意外に多い。
仕事のために必要な機械、ソフト、書籍、セミナー代、打ち合わせのためのカフェ代など…
サラリーマンをしていたときには全く考えていなかったが、フリーランスとして独立するにあたり、そこをしっかりとすることが、必要不可欠で継続的に成功するために重要だと実感。
一番の難関は「何が経費になって、何が経費にならないか」を区別することだ。
今日は、超初心者向けの「経費」についての記事を書きました。
経費って何?
そもそも経費とは、「事業を行うため、収益を得るために使った費用」だ。
つまり、事業運営していくためにかかった費用ということ。
事業に関連していれば経費になるのだ。
経費は、なぜ分かりにくいのか?
事業運営していくための費用なので、それぞれの行う事業によって経費になるか、ならないかが変わる。
同じような事業でも、会社ごとに細かな事業内容は異なるので、あるところでは正解でも、別のところは間違いになる。その逆も然り。
統一した正解がないので分かりにくいのだ。
それに加えて、経費にはグレーゾーンが多くある。
つまり、経費だと思えば経費だし、経費ではないと思えば経費ではないということがある。
状況によって正解にも間違いにもなる。
だから、分かりにくいのだ。
しかし、その分、裁量によって大きく変わる部分でもあるということ。
なので、経費かどうか迷ったときは、とりあえず計上することにしてみるのもアリ。
そこで確認する。
もちろん、明らかに事業とは全く関係ないことで計上することはNG!
自分の経費軸を持つこと
大切なことは、自分の「経費軸」を定めること。
初めから完璧な経営者はいない。
とにかく自ら学び、経費を計上してみること。
やっていくうちに感覚が分かってきて、経費軸ができてくる。
そうやって確固たる経費軸をつくっていくと、それが自分の経営観にもつながる。
フリーランスとして独立したということは、経営者になったということでもある。
いきなり100点はできない。
仕事と同じように、一歩一歩進んでいくことが大事。
まとめ
「経費」はそれぞれの事業によって変わってくる。
自分が事業に関係があると思ったのなら、経費として計上する。
とにかくやってみると感覚が分かってくる。
面倒だからやらないと、大きく損をする。
フリーランスになった初年度は、ほとんど経費計上をやっていなくて、税金が恐ろしいほどかかってしまった反省を踏まえて書いた。
今はネット上にたくさん情報があるので参考にするのもよい。
ただ情報が多すぎるので逆に分からなくなることもあると思う。
そんなときは「事業に関係があると思ったのなら経費」に立ち戻ってほしい。
事業の立ち上げ当初は、収入が少ないので、特に支出を減らすことが重要。
継続的に事業を運営することができなければ、税金も払えなくなる。
だから、不必要な支出は控える、そして、どんどん稼いでいく。
そして、払うべき税金はしっかり払い、社会貢献する。
それが大事だと思う。