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Mr.Children「横断歩道を渡る人たち」Split the Difference
寒くなってきて長湯が楽しい季節になってきたので、湯船に浸かりながらどうでもいいことを書く。 先日アメトークでミスチル芸人スペシャルやってて。この夏「HANABI」にハマった10歳の息子が更にミスチルにどハマりした様子。 番組中に流れる曲はどれも口ずさめて、その時代時代の記憶まで鮮明に蘇った。よく考えたらミスチルがデビューしたのは私が息子と同じ10歳のとき。ブラウン管のテレビの画面に現れた4人組は、全く奇抜ではないにも関わらず、今まで見たことない聴いたことない!と思わせるバンドだった。シュッとしとったな。シュッと。 テレビやCD全盛期のいわゆるマスの時代。みんなが同じものを好み、誰もがヒットチャート上位の曲を口ずさんだ。没個性、なんて揶揄されがちだけれど、みんなが同じ曲を口ずさめるって、それはそれで幸せな時代だったんだと思う。実力は勿論だけれど、時代的なことを考えても、もうミスチルほど多くの人の心を掴むバンドは出て来辛いのではないかとさえ思う。 この夏は 平成最後の夏!ってフレーズをよく聞いたけど、気づけば平成最後の秋も後半戦。ポスト平成の時代でも、ミスチルの曲は私たちの生活のすぐ傍にあって、色んなことを教えてくれるんだろうか。 アメトークでは芸人さん達がそれぞれお勧めの曲を紹介してたんやけど、私が一曲だけ選ぶとしたらこれかな!!スプリットザほにゃららバージョンの。 なんかのカップリングやったっけな?私は3分20秒からのとこが一番好きやけど、ホンマは最初から最後までいいよ。 目の前を通り過ぎて行く人は 昨日の自分かもしれないし 明日の自分かもしれない。 そういう視点を持つことができたら、きっと世界は少し優しくなる。 虐待で子供を殺めてしまった母親を 育児ができないなんて猿以下だとか罵る前に あの母親は10年前の私だったかもしれないし 10日後の私かもしれないと考えることができるか。 障害を持つ子を見て 可哀想だ気の毒だと 我が子は違って良かったと安心する前に 明日の我が子かもしれないと思えるか。 不登校の中学生はいつかの私かもしれないし 交通事故で我が子を失った母親は明日の私かもしれない 大地震で全てを失ってしまうのは10秒後の私かもしれない。 そういう風に世界を見ると、じゃぁ自分がどうするべきなのかが、少しだけ見える気がした。 別にそんな意味の歌じゃないんだろうけど、そういうことをすごく考えさせられた曲。 さすがに逆上せてきたな、出よう。 #ミスチル #横断歩道を渡る人たち #僕なりのミスチル私なりのミスチル #ミスチル芸人