留学生活開始編「大連空港~留学先の大連遼寧師範大学へ 到着」 6番
大連空港の前にある大きな駐車場へ着くと呉さんの車があり白の普通車で遼寧省ナンバーでした。当たり前ですが、トランクの中へ私の重い大きなスカイブルーのスーツケース1個と黒いボストンバック1個(鍵付き)を入れて男の人が勢いよくトランクを閉めました。
私は後ろの座席に座りじっとただ待っていると、なかなか動かないので車窓から外を見ると呉さん達2人で何か話している。
どうしたのかな~。するとドアーが開き、呉さんが私に「トランクの中に一緒に車の鍵も入れてしまいました。私達タクシーで大学の寮まで行きましょう。後で男の人が家へ帰り合鍵を取って来て遅れて大学の寮に荷物届けますから」と言われました。
私の心は本当に荷物届くかな~と少々不安になりました。ともあれ、私と呉さんの2人で空港からタクシーに乗りました。そのタクシーは、汚い掃除何時したのか見当が付かない古い型のものでした。
そのタクシーは、大連市の繁華街を凄いスピードで通り去り、乗っている間中、私の体は右左へ自分の思いとは関係なく激しく動き回っていました。
だから、見える景色は車の多い事と、車の前を横断する大勢の中国人の人人と、車のクラックションの大きな音だけが印象に残ってしまいました。しかし、窓外に見える日本とは違うビルの多さと大きさには驚きました。
これもまた1つ中国に本当に来たのだと感じた事でした。タクシーに乗って20分位過ぎた頃、ようやく大連寮寧師範大学に着きました。
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