留学生活編「中国大連遼寧師範大学寮NHKしか見れないのに画面真っ暗どうしたの? 」 23番
中国では、日本のテレビは,NHKしか見れません。それもセットするように専門家に依頼しないと見れません。
私は、寮の部屋の日本のNHKのテレビを見ようと、チャンネルをNHKに合わせても、中国語の番組に変わっていてNHKが写らないのです。
皆さんご存知のように、この時はまだ、尖閣諸島問題で日本と中国がギクシャクしている頃だったのです。中国にとって都合の悪い事は、中国当局が勝手に放送止めてしまうのです。だから、NHKが真っ暗に画面がなって、写らなかったのです。
私は、仕方が無いので、テレビを消して、机の前に座り、今日まで日本人の方と1人も会えず、まだ、日本語を日本人の方と話していない事もあったせいか、私は、夜のなるとなぜか寂しくて、日本から持参のdocomoの携帯電話から、ショートメールを携帯電話の中のメールアドレスの履歴のある5,6人の方へ一生懸命打ちました。すると直ぐに返信があり、それを読むたびに嬉しくて嬉しくて何度も読んでいました。そのメールで凄く心が和み励まされたのを覚えています。
そして、毎日、同じ時間に、家内へメールを打ちました。直ぐに返信あります。これまた、嬉しいものです。私は、携帯電話で日本語会話を楽しんでいたのです。
断水のため、シャワーも浴びること出来ないので、今日の授業も先生の中国語を、聞いていて全く解らなくて、ホワイトボードに先生が書いているのを見て、理解してという授業に少し疲れていたのか、毎回、出席する授業の「総合」と「口語」の中国語教科書の中の宿題をして、21時過ぎに部屋へ入ると右側にあるシングルベットで、日本の30年ぐらい昔に、見た事のある薄い硬い余り大きくない、茶色とクリーム色主体のこれまでに何人もの留学生が使用しただろうと、確実に想像できるような、日本ではまず無いであろう懐かしい古い毛布1枚を掛けて寝てしまいました。
蛇足ですが、この毛布なのですが、私が26歳の時にビルメンテナンス会社で総務の仕事をしていたのですが、掃除の人が足らなくて、ビジネスホテルへベッドメイクの応援に行った時に、シングルベットに白いシーツに絡めて使用していた毛布に、よく似ているような気がしました。
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