留学生活編「目的地の大連汽車駅の近くの大商店街(中国語で、商场シャーンチャーンと言います。)に一番近いと言うビルが立ち並ぶ中にあるバス停で私と郭先生は下車しました。110番目の話
暫らくして、郭先生が大学の校舎の方から、授業が終わったらしくやって見えました。
そして、正門を出て直ぐ左の場所がバス停で多くの学生が並んでいる状況ではなく、適当にいるという状況の中で、私と郭先生は、バスが来るのを待っていました。
101のバス(一零一的公共汽车ヤオリンヤオダゴンゴンチィチャーと言います。)が、来ました。私は、大勢の学生が一気に動いて、見るからに混雑している到着したバスに乗ろうとしている中、郭先生が、動かないのでおかしいと思っていると郭先生が、1元バスではなくて2元バスに乗りましょうと言われるので、私は、2元バスは、乗った事ないのでどのバスが2元バスなのか解らないまま、寒い強風の中じっとバス停に立っていました。(1元は、日本円で14円~15円です。)
すると可也見るからにバスの中が空いていて、座れそうな432とバスの前のフロントガラスの上辺りに書かれた1台のバスが到着しましたが、まだ、前の1元バスに乗れずに多くの学生が残っているのに誰1人として乗る学生はいなくて、私と郭先生の2人だけ其の2元バスに乗りました。この時に、郭先生が、自分の定期券カードを乗車口に設置してある機械に2回翳して、これから先使用できる残高が表示されました。
バスの中は、1元バスとは、天と地と言うか雲泥の差で、悠々と好きな座席を選んで座れる状況でした。
また、1元バスだと絶対に乗客の数など数えられないのに、2元バスの中は、乗客の数を簡単に数えられるような少ない状況でした。
1元違うだけで、中国では、こんなに大きな差になってしまうのです。
私と郭先生は、ゆっくりと座席に座り、暗くなりつつある中で通り過ぎ行く外の景色を見ながら、如何にも多くの建物が乱立し、銀行や公共の建物は大きく立派だったり、飲食店舗は多くが派手な明るい店舗だったり、如何にも古そうな何を売っているのか解らない商店だったり、その数は無茶苦茶多く、また多くの車が歩道を利用して駐車して有ったり、道路の道幅が可也広くて、バスの直ぐ傍まで自家用車が接近して来たり、クラクションを鳴らす車が多かったり、運転の荒さはすごいな~と感じながら、目的地に着くまで外の様子を見ていました。
40分位乗車して、目的地の大連汽車駅の近くの大商店街(中国語で、商场シャーンチャーンと言います。)に一番近いと言うビルが立ち並ぶ中にあるバス停で私と郭先生は下車しました。降りると直ぐに冷たい強風に体中が震え上るほど寒くて申しました震え上がるほどでした。本当にこの時の寒さは、体を刺すような冷たい感じがしました。
郭先生の誘導で大きな商店街へ足早に歩きこの寒い中、何軒もの露天商が立ち並ぶ通りを横目で見ながら、よくこんなに寒いのに外で商売やっていると感心しました。郭先生が、立ち止まり此処日本のラーメン店ですよと指を指されるので、その方向へ目をやると確かに派手な赤い文字で書かれた看板のある日本の漢字で何とかラーメンと書いてあったと思いますが、名前が思い出せません。
そこを通り過ぎて、少し歩いて行くと大きな日本で言うデパートに入り、大勢のお客様がいる1階の食品売り場へ郭先生が案内してくれたので、大連は海産物が有名だから珍しい海のものが多く売っていました。
私は、サメの肉に目が止まり、郭先生に中国人の若い女店員さんにこのサメの事を聞いて貰いました。そして、2個入りのサメの肉3袋を、帰国するまでに私の部屋にある冷蔵庫に入れて置けば大丈夫だし、日本へ持って帰る飛行機の時間等も大丈夫と言われるので購入しました。1袋16元×3=48元。(日本円で、720円位です。)
私は、トイレに行きたくなり、持って来たナップサックを郭先生に預けて郭先生に聞いたトイレの場所へ歩いて行きました。トイレは、小便器5つ位で大便器2ヶ所位の長方形の割と広いスペースで洗面台も2つ小さいものがあったように記憶しています。また、洗面台の横に小さな丸い高さ50センチ位のプラスチックのゴミ箱が有り、私は、日本から持参の銀行の粗品のポケットチィシュで鼻をかんで其のゴミ箱の中へ捨てました。ポケットチィシュといえば、私は日本から可也多くの銀行などで貰った粗品でよく出されているポケットティシュペパーを中国人の学生さんにあげました。日本のポケットティシュペーパーは、中国のポケットティシュペーパーは、ごわごわして日本のよりも小さく表面も小さくごつごつしているようで、それに比べて日本では、大きく柔らかいという特徴が気に入られてとても喜んでもらいました。
私は、お腹が空いて来たので、郭先生に夕ご飯食べましょうかと尋ねると、郭先生は、大連のこの辺りは高い値段取られるから、バスで西安路シーアンールゥへ戻り、そこで食べましょうと言われるので、降りたバス停へ寒い夜道をまた歩いて向かいました。
バス停へ戻ると停留所が5つ位あって、それぞれの停留所に多くのお客様がもう並んで待っていました。しかし、此処のバス停もバスの時刻表はなく、来たバスが時刻表と言う事になります。
私と郭先生は、2元バスがなかなか来ないので、仕方なく1元バスに乗って、行きとはまるで違う混みこみのバスの中で身動き1つ出来ずに、その場に接着剤で止められたかのように最初立った位置に立ったまま目的のバス停まで届けられました。
西安路シーアンルゥで降りて、直ぐ左の方向へ歩いて行き、十字の道路を渡り更に西の方へ歩いて行くと、右側に割と大きな歩道側は前面ガラスメンで出来ている2階建てのレストランへ入り、ふと気づくと先月に携帯電話を買いに来た時に帰りに昼ご飯に立ち寄った店だったのです。同じ店に来るとは、もう驚きでしたが、此処の店は、粥がとても自分にとってまずくて食べられない印象が強い店でした。
私と郭先生は、入り口から入りレジの前を右へ曲がり、窓側ではない中側の4人掛けのテーブルに座り、テーブルの上にサランラップで覆い被さっているセットを破り、カップとナイフとフォークとプラスチックの茶碗と皿をテーブルの上に置いて大皿の料理を2つ注文して一緒に食べましたが、まま美味しかったです。私は、64,5元支払ってこの店を出ました。
郭先生は、此処の西安路シーアンルゥからバスを乗り変えて北のほうへ変えるとのことで、私に、解りますかと言われるので、今日で3,4回目だから、少々の不安は有りますが、帰れますから良いですよと答えると、郭先生は、心配だからと私乗ると言われて、1元バスに乗って私の降りるバス停で降りて下さり、また、道路を渉り、今バスが来た方へバスに乗って帰って行かれました。郭先生には、わざわざ余分にバスに乗ってもらい本当に申し訳ないと思いました。しかし、郭先生は、優しい思いやりのある先生だな~とつくづく思いました。
今日の食事は、朝食8元 昼食4元 夕食64,5元合計、72,5元(日本円で、1075円位です。)
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