留学生活編「大連遼寧師範大学留学初日の授業後の事【寮で水が出ないのは当たり前？】」16番

第１日目の授業が１１時４５分頃終わり、全員「ラオシーザイジエン先生さようなら」と言って教室を出て行きます。私は、まだ、誰も話す相手がいないので１人で５号館の宿舎の寮の５０１号室の部屋へ戻りました。

そして、嗽と手を洗おうと洗面所へ行くと水が出ないのです。
困った私は、早々，辞書を調べて水が出ないと紙に書いて喋る練習をして、勇んで１階のフロントへエレベーターで降りて行き中国語で話そうと思ったのですが、心とは裏腹に２人の若い愛想の無いフロントの女性を見るや否や「你好ニィーハオ」と言い、手に持っていた中国語で紙に書いた文字を見せていたのです。

その無愛想なフロントの女性はその紙を見ると「没有出水メイヨウチューシュエイ水は出ない」ただ一言言って何時水が出るようになるとも何も言わずに、私が渡したメモをさあーと返して来ました。

私は残念ながら中国語それ以上話せないため、心の中で中国の対応は日本のフロントの対応と全く違うと怒りながらまあ～いいやと思いしょんぼりして部屋へ戻りました。

断水は、結局１１月１日～４日まで続き、それ以降は、午後１時３０分～３時３０分と午後１０時～翌朝５時まで毎日断水が続きました。何も説明は無くただ各階エレベーター前の掲示板に連絡事項と書いてパソコンで打った紙面のものが貼ってあるだけで、どうしてそうなったのか何時頃まで続くのかは書いてないのです。日本では、到底考えられない事ですが中国ではそうなのです当たり前なのです。

だから、最初の４日間というもの顔も洗えないし、歯も磨けない、トイレもシャワーも出来ないと言う最悪のスタートとなったのであります。