イーロン・マスクの伝記本が発売
下記の人物の共通点は?とクイズを出すと、おそらく答えられる人は相当限られると思います。(有名人である以外で)
キッシンジャー
ベンジャミン・フランクリン
アインシュタイン
スティーブ・ジョブズ
レオナルド・ダ・ヴィンチ
ジェニファー・ダウドナ
実はこれは順番にもなっており「次は誰?」という質問だと、答えは
イーロン・マスク
です。
回りくどい書き方をしましたが、伝記作家ウォルター・アイザックソンが取り上げた人物でした。(公式サイトはこちら タイトル画像はWikiより)
若いころは、政治や経済(一時期CNNの社長も歴任)の最前線で活躍し、今は伝記作家としての地位を固めています。おそらくスティーブ・ジョブズの本で知った方も多いのではないでしょうか?(結構辛辣な表現もあり)
年齢はすでに70代ですが、今でも精力的に執筆活動を続けています。
アイザックソンが選ぶ基準は聞いたことがないですが、おそらくはイノベーターと呼べる方なのかなと想像します。
実際個人の伝記本以外に「イノベーターズ」というデジタル革命に関する歴史本も出版しています。
そして9月13日、アイザックソンの最新作が(嬉しいことに)オリジナルの英語版と同時に和訳版も発売されました。
過去に、イーロンが過去携わった事業歴を紹介した投稿記事を引用します。
結構過去にイーロン本は出てますが、アイザックソンがどのように書いているのかはとても興味があります。
ジョブズのときは、ガンを宣告された後に本人自らがアイザックソンに依頼したそうです(こちら)
結構辛辣な表現もあって個人的には印象的だったのを今でも覚えています。
いずれにしても、ぜひどこかで読んでみたいと思います。
せっかくですので、最近のイーロンに絡む話を添えておきます。
つい最近、衛星のビジネスに関する国際的なイベントがパリで行われました。その紹介記事が目に留まったので紹介します。
ようは、
SpaceXに対抗するネットワークを急ごうとしてる、
という話です。
登壇しているのは、SpaceX、もっといえばStarlinkの競合にあたるCEOたちです。
各社それぞれの戦略を披露していましたが、タイトルが表すとおり、いかにStarlinkを脅威とみているのかが分かると思います。
改めてですが、人工衛星(含む宇宙機)の時系列推移を載せた投稿を引用しておきます。
記事内の通り、Starlinkが登場した2018年以降急激に増えています。
当然打ち上げるのは同社のFalcon9で、一回あたり50-60機ほどStarlinkを打ち上げる能力を持ちます。
公式サイトではUpdateされてませんが(Falcon9は打ち上げ回数を公開)、直近のニュースをみると少なくとも5千機は投入しているようです。
上記記事にあるとおり、2023年になってStarlinkは最新版「V2 Mini」を投入しており、光通信機能による衛星間の経路など、より豊かな通信サービスを提供できる可能性が広がっています。
まずは伝記を読んで、今までの足跡や秘話などを地上で楽しんでみようと思います。
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