北極海は最もホットなエリアになっている
以前に、北極海の氷が急速に融けているというこぼれ話をしました。(最後の箇所)
環境省による、こちらのサイトが分かりやすく説明していたのでおすすめします。
特にこの表は衝撃でした。
この減少値は日本の国土面積の7倍超に相当します。
上記サイトにあるように、海氷が急速にとけているのは、地球温暖化が原因ではないか?と考えられています。(厳密には仮説です)
以前に対極にあたる南極について触れたことがありました。
北極は、南極とややその取扱いが異なっています。
南極は、南極条約という国際的な取り決めで、原則領土の主張はできず、科学調査のみが認められています。(外務省解説サイト)
一方、(巻末の参考リソースによると)北極ではまだそういった取り決めがなく、各国がその権利を主張している状態とのこと。
ちなみに、海の領土については下記のようなルールがあります。
きな臭い話は触れませんが、氷が少なくなることで、より距離が短縮できる(=省エネ効果も期待)北極海航路が注目されています。
日本でも、北極で何が起こっているのかを調べる最新の探求船が開発されているニュースを見かけました。
このプロジェクトについては、下記の公式動画が分かりやすいです。
公式サイトを見る限り、砕氷能力を有する(日本としては初)だけでなく、空中/水中ドローンとも連携するとのことです。
水中ドローン、という言葉は耳慣れないかもしれませんが密かに注目されており、過去にもその動向について紹介しました。
ドローンにとどまらず最新の科学装置が搭載されているようで、とてもワクワクします。
進水は2025年3月、北極域へ旅立つのは2027年夏とのことです。
北極海の氷が融けているのは深刻な課題ですが、みらいⅡの進捗については熱いまなざしを送りたいと思います。
<参考リソース>