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HⅡAロケット#47が無事打ち上げ成功!

延期続きだったHⅡAロケットが、9月7日に無事打ちあがりました。(タイトル画像もLIVE中継から画面キャプチャー)

先日も投稿しましたが、月面着陸へ熱いのまなざしが各国で降り注がれており、日本もその1つです。

余談ながら日本は、宇宙滞在を経験した回数(同じ人の重複も含む)では世界で3位に位置します。
結構周囲に話すと意外に思われますが、JAXAサイトにランキングが載っているので興味ある方は覗いてみてください。

現時点では圧倒的に米国・ロシアが多いですが、独自の宇宙ステーションを完成させた中国が今後上位に食い込んでくる可能性は高いです。(ISSも今後運用終了になるため定義は変更になると想定)

これだけ見ると日本は宇宙大国といっても過言ではないですが、月面への着陸はまだ未経験です。

米国・旧ソ連・中国、そして今回のインドで4か国だけが着陸に成功しています。(南極付近はインドが初)

インドの挑戦はLIVEで見ていたのですが、特に危なげなく無事着陸を果たしました。

日本のJAXAにあたるISROという宇宙機関がリードしており、相当国家予算を使ったのだろうなぁ、とそのときは勝手に思い込んでいました。

たまたまその予算に言及している記事を見かけたので紹介します。

このミッションの総コスト、7400万ドル(約106億円)とのことです。

正直この数倍はかけているのだろう、と想像していました。ちょっとびっくりな数字です。

記事内で興味深かったのが、ハイウッド映画製作費との比較で、
「インターステラー」や「オデッセイ」「ゼロ・グラビティ」といった有名なSF宇宙映画の予算はすべて1億ドルを超えているそうです。

それに便乗すると、ゲーム制作費でも1億ドルを超えるものもあります。Wikiにそのリストがあるので引用します。
ゲームは詳しくないですが、結構な高額もありこれはこれでびっくりしました。

もちろんこれをして良し悪しを測るわけにはいきませんが、すでに宇宙開発はロマンから実用にシフトしており、コスト管理は重要な要素です。

今後主役となるH3はまさにそのコストメリットも重要なテーマです。

HⅡAは50機目を最後に2024年度に引退予定で、以降はH3が主役となります。そのポイントについて過去投稿を引用しておきます。

世代交代も大事ですが、まずは打ち上げたばかりのHⅡAロケットの積み荷、特に注目のSLIMが無事に月面に降り立つのを熱く見守りたいと思います。


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