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民間人だけで初めてISSに到着

2021年は、人類初の民間人による宇宙旅行達成で話題になり、特に日本では前澤さんのISS滞在もそれに拍車をかけました。

そして4/9、両者の掛け合わせ、つまり民間人による初のISS(国際宇宙ステーション)への到着が実現しました。

今回の宇宙船は、Space-Xの「Falcon 9(ファルコン9)」によって打ち上げられました。

ただ、クルーは元NASAの宇宙飛行士たちなので、「純粋な民間人」とは言いにくいですが、野暮なことは言わずに1つの偉業に拍手を送りたいと思います☺

せっかくですので、2021年の民間宇宙旅行交えた最近の宇宙旅行事情を紹介したいと思います。

まず、2021年7月に「ヴァージンギャラクティック」「ブルーオリジン」が民間人として初の宇宙旅行を達成しました。

以前にNoteでも紹介したので引用しておきます。

クルーの一人で創業者でもあるリチャード・ブランソンと、今回ISS到着に成功したスペースX創業者イーロン・マスクは元々宇宙で意気投合した仲として有名です。

実際ブランソンの打ち上げ当日に、こんなステーキな投稿が、本人のTwitterで投稿されました。(そのイーロンが先日Twitter取締役になりました)

ブランソンの2021//11Twitter投稿

2人が意気投合した話は、例えば下記記事でも紹介されています。

その直後にジェフ・ベゾス率いるブルーオリジンが同じく民間宇宙旅行を達成したわけですが、これには本人はやや不満かもしれません。

というのも、元々ブルーオリジンが7/20と打ち上げ日付を公開し、その後でギャラクティックがその9日前に割り込んできたのと、先方クルーが純粋な民間人でなく現役の専門家も搭乗していたからです。

ブルーオリジン側は、ベゾスの兄弟。退役宇宙飛行士(82歳!)、そしてオークションで落札した富豪の息子(18歳!)という個性的な面々でした。

出所:https://www.businessinsider.com/jeff-bezos-spaceflight-crew-mark-bezos-wally-funk-oliver-daemen-2021-7

さて、ここで2021年末時点でいくつかの記事を元にまとめた主要な宇宙旅行企業を横並びにしてみます。

参考:https://sorabatake.jp/12241/と各サイト

こうやってみると、今回のスペースXによるISS到着が文字通り桁違いの費用です。(情報は開示されてません)

また、その打ち上げ方針も異なるため、どんな体験を期待するのかも判断材料になりそうです。

・・・とはいえやはり費用面でまだまだ手が届かない。そんな方のためにこういったアプローチもあります。

と、一気に高級車レベルにまで下がりました。この高度でも、十分に宇宙空間っぽく暗くなって地球の丸さを見ることが出来ます。

これは宇宙でない、という方もいるかもしれませんが、実はどこからが宇宙かは、各機関がそれぞれ決めています。

よくロケットの打ち上げで100km(カーマンラインと呼ばれます)を超えたかどうかが話題になりますが、それは国際航空連盟 (FAI) の定義であり、米国連邦航空局は80kmと置いています。
ギャラクティック社が到達したのは約85kmなので、ある程度宇宙に行ったと主張できるというわけです。(ブルーオリジンは107km)

もう一つが、「無重力体験」に割り切った旅行です。

こちらはさらにお安くなり約80万円です。どうですか?

無重力体験だけを経験したい方にはお勧めで、記事にもあるとおり満員御礼だそうです。

ということで、宇宙へのこだわりによっては疑似的に手が届くところまで近づいてきましたし、最後の無重力体験が不要ならVRという手段もあります。

ぜひみなさまも面白い宇宙旅行体験が出来るサービスや独自アイデアがあったらおしえてください☺

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