【新宿東口 餃子の店、大陸】創業70年愚直に守り続けるおじいちゃんの味
新宿東口、アルタスタジオの裏に餃子の店「大陸」があります。何度もテレビにでたり、芸能人も通うお店です。
今のオーナーのおじいちゃまが70年前にひらいたお店です。
上海で小学校の校長先生をされていたおじいちゃま。
現地で餃子を教えてもらい、帰国後、大陸をオープン。
美味しい餃子はすぐに大人気となりました。
その後、お父様が引き継がれたのですが、料理ができないお父様のことを、お店で働いていた料理職人たちが下にみていたのを悔しく思っていたオーナー。
ファッション業界から転職して、お店を継ぎ、職人さんからみようみまねでおじいちゃまの餃子が作れるようになりました。
おじいちゃまの時は餃子しかなかったメニューを、今では、中華料理のあらゆる料理が提供できるように。
大陸の餃子は中華料理によく使われる添加物を使いません。
ただし、業務用の調味料に添加物が入っているけど、これはどうにもならないと。
だから食べた後も、添加物による舌のピリピリはないです。
優しい味の餃子。
にんにくも使わないので、食べた後も大丈夫。
実家の80歳の母もここの餃子以外は食べれないと言っています。
美味しい料理を丁寧に作っています。
大人気の餃子は毎日、工房で発酵させて、1つ1つ手作り。
忙しい時は、早朝から夜遅くまで作っても間に合わないそうです。
そんな大陸もコロナの時は大変でした。
新宿の歌舞伎町に近い為、コロナの早い時期から、何度もお店をクローズさせられ、国からの補償金ではまったく足りず、大変な借金を背負うことに。
コロナも先が読めないし、借金もどんどん大きくなるから、もうお店をやめればと言っても、従業員の家族もいるから簡単にはやめれないと。
では値上げしたらといったら、昔からきているお客様がいるからと。
私も新宿のお店には食べには行けなかったので、通販を買いながら応援していました。
先週、2年ぶりに食べに行ったら満席でした。
本当によかったなって。
コロナがなかったら平和にやっていた飲食店がいっぱいあったと思います。
大陸もコロナ前はいつも満席で、
コロナがなかったら大きな借金を背負うこともなっただろうに。
コロナが終わろうとしている今、なんとか頑張ってやっています。
ファンが多いのにはびっくりします。友達を誘うと、餃子しかない時から通っていたとか、家族と行くお店だとか。
通販で買ったら、岐阜の私の母を始め、お嫁ちゃんも気にいってしまい、ご実家へプレゼントしていました。
新宿のど真ん中で、信じられないほどの値段で、体にとても良い美味しい餃子を提供しています。
おじいちゃまの味を守って70年。
昔ながらのファンも通う大陸の餃子。
通販もありますので、ぜひ、無添加の優しい味を食べてみてください。
美味しくて笑顔になります。