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発酵料理のレパートリーを増やして免疫力アップ
夏は発酵食作りに最も最適です。
温度が高いので、簡単にできて楽しいです。
発酵食って体に良いときくけどなぜいいの?とか
どんな発酵食があるの? という
疑問にお答えしようと思います。
そして、超簡単発酵食の作り方もご紹介しますね。
![発酵食品](https://assets.st-note.com/img/1660889818590-RMmOgHU0d6.jpg?width=1200)
なぜ発酵食が体にいいのか
消化の負担を軽減し、体の代謝力をアップ
ローフードと同じ理由です。
人の体には大きく「消化酵素」と「代謝酵素」の2つの潜在酵素があります。
「消化酵素」食べ物を分解する
「代謝酵素」美容や免疫力にかかわる
酵素は毎日体内で生産されますが、20代をピークに生産能力が低下していきます。
若い時と同じように肉類や添加物の多い物など消化にエネルギーがかかるものを食べていると「消化酵素」が足りなくなり、
体をメンテナンスする「代謝酵素」が消化にまわされてしまいます。
そうすると体のメンテナンスが追い付かなくなり、老化の加速や太ってきたりします。
![女性](https://assets.st-note.com/img/1660890063495-xzA49Qxt7l.png)
そこで発酵食の出番!
発酵食は微生物がすでに食材を分解してくれているので、体の中の消化酵素の消費を軽減してくれます。
「消化酵素」を節約してくれるので、体内酵素を「代謝酵素」にまわせるため、毒素排出や細胞の入れ替えなどができ、免疫力を高く保ち、老化のスピードも遅らせることができるのです。
腸内環境を整え免疫力をアップ
また腸で人の免疫力の70%は決まると言われています。
免疫細胞をつかさどる白血球の中のリンパ球の約70%が腸に集中しているためです。
腸には体に有益な働きをする「善玉菌」
有害物質を作る「悪玉菌」
2つの菌の勢力が強いほうに味方する「日和見菌」の3種類の腸内細菌がいます。
善玉菌が増える→腸内環境が整う
悪玉菌が増える→下痢や便秘
発酵食は善玉菌を増やす→発酵食=免疫力アップとなります。
腸がキレイになると便秘が解消され、痩せて肌もキレイになります。
![スタイルの良い女性](https://assets.st-note.com/img/1660890152527-B2oQ0HZP0d.jpg)
自宅でできる発酵食
発酵食も沢山ありますが、次のものは簡単に自宅で作れます。
・甘酒
・塩麹
・塩レモン
・ぬか漬
・みそ
・キムチ
・酵素ジュース
![ぬか床](https://assets.st-note.com/img/1660890301516-gB4CpPUMLV.jpg?width=1200)
![キムチ](https://assets.st-note.com/img/1660890342785-dKM8G1j4ga.jpg?width=1200)
超簡単!発酵食の作り方3種
炊飯器でつくる 甘酒
米一合、米を炊くための水360ml、冷ますための水360ml、生の米麹400g(乾燥麹は200g)
1.炊飯器でご飯を炊く
2.1に冷ます水を加えて炊飯器の中で60℃にする
3.60℃になったら麹を入れしっかり混ぜる
4.炊飯器のふたをあけたまま濡れふきんをかける
5.2~3時間後に一度混ぜ、ふきんを濡れふきんに変える
6.炊飯器を6時間以降8時間程保温にしてペースト状になったら完成
私は玄米で同じようにやっていました。
![甘酒](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/85097596/picture_pc_3625f29b5ca7748841205ee23f712548.png?width=1200)
市販の甘酒は加熱されて酵素が死んでいるので、自宅で簡単に炊飯器で作っていました。
甘味につかっています。
夏は1~2週間、冬は1か月ぐらいもちます。
毎日飲む場合は糖の過剰摂取になるので、おちょこ一杯にしましょう。
![甘酒](https://assets.st-note.com/img/1660890388913-iivTKNYgSQ.jpg?width=1200)
部屋に置いておくだけの塩麹
米麹100g、自然塩35g、水110g
1. 米麹と塩をまんべんなくかき混ぜる
2. 水をひたひたに入れて混ぜる
3. 毎日一回かき混ぜる
4. 常温に約10日間~14日間おく
5. 麹がやわらかくなってきたらできあがり
賞味期限は6が月程。
![塩麹](https://assets.st-note.com/img/1660890430044-MsgOXFCeeI.jpg?width=1200)
冷蔵庫に置いておくだけの 塩レモン
(500ml容量瓶分)
低農薬約500gのレモン1.5個、自然塩25g(レモンの重量の10%)
1. レモンを洗って水気をきり縦半分に切って8等分のくし形に切る
2. 殺菌した保存瓶にレモンを入れる
3. 塩を加えふたをする
4. 冷蔵庫に入れて、1日一回は逆さにしたり、上下に振って塩をとかす
5. 1か月以上待つ
1か月待てない場合は1週間で出来上がる加熱する方法もあります。
![塩レモン](https://assets.st-note.com/img/1660890483464-28YDrsb3dn.jpg?width=1200)
![塩レモン2](https://assets.st-note.com/img/1660891368014-MsWyMXLA1Z.jpg?width=1200)
活用方法
甘酒
・野菜の甘酒漬け
・真鯛の刺身の甘酒漬け
・銀だらの甘酒漬け焼き
・鶏モモ肉の甘酒漬け焼き
・甘酒漬けの豚肉の角煮
・黒豆の煮物
・肉じゃが
・金目鯛の煮つけ
・こんにゃくとなすの田楽
・甘酒スムージー
![](https://assets.st-note.com/img/1660890525284-6eOAndIxhu.jpg?width=1200)
塩麹
・白菜の塩麹漬け
・豆腐の塩麹漬け
・アジの刺身の塩麹漬け
・鮭の塩麹漬け焼き
・豚ロース肉の塩麹漬け焼き
・塩麹漬け鶏肉のから揚げ
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/85187490/picture_pc_9ce636c4cc8a379836fb0d604099ed90.png?width=1200)
塩レモン
・チキンの塩レモンマリネ焼き
・塩レモンドレッシング
![](https://assets.st-note.com/img/1660890577426-ECfOoYur8h.jpg?width=1200)
発酵はもともと食材を保存するための知恵。
食材を無駄にすることなく、
さらにうまみが加わり美味しくなる。
そしてコロナに負けない体を作ってくれます。
夏に簡単にできる発酵食で、お料理のレパートリーも広がりますよ。
kojieriblogでは詳しいレシピやおススメブックスやショップを紹介しています。
遊びにきてくださいね。