僕はエジソンみたいになりたい
ナレッジワーク麻野です。
先日、43歳の誕生日を迎えました。
柄にもなく、少し抱負のようなものを書いておこうと思います。
唐突ですが、「僕はエジソンみたいになりたい」と割と真剣に思っています。なんか、頭悪そうな抱負ですね(笑)
僕はADHD(注意欠陥多動性障害)の傾向があり、忘れ物・失くし物が多いことをはじめとした自分の特徴が公私共に不具合を引き起こしてしまうことが昔からよくありました。(いつもご迷惑をおかけしている皆様、申し訳ありません…)
笑えるエピソードも多いですし、多くの場合寛容で親切な仲間のサポートに助けられてきましたが、自分なりに悲しいことや悔しいこともありました。
ただ、ある時、「エジソンもADHDだった」というような記事を読み、何だかとても希望が持てたことを覚えています。
エジソンは白熱電球・蓄音機・映画などをはじめ、1,300もの発明をその生涯を通じて生み出しました。
僕は前職に入社して17年働きましたが、その中で自分が好きなのは「新しいプロダクトを生み出すこと」だと気づきました。
自分が世の中の人たちを驚かせ、喜ばせるような新しいプロダクトを作り続けられる環境を求めて、40歳の時に起業しました。
沢山の人から「東証1部上場企業の役員の立場を捨てるのは怖くなかったんですか?」という類の質問をされたんですが、全く迷いも怖さもありませんでした。
僕は元来、地位にもお金にもあまり興味はありませんでした。働いていて、「社長になりたい」と思ったことも一度もありませんでした。
そんなことよりもプロダクトづくりに思う存分挑戦したかったんです。
幸いなことに、起業に際して、素晴らしいメンバーたちと出会うことができました。
プロダクトづくりをしたいという割に、まだまだプロダクトづくりに対する知見や経験が足りない僕に、創業からの約2年間で優秀なソフトウェアエンジニアやプロダクトデザイナーが様々なことを教えてくれて、結構成長できたような気がします。
また、とても理解のある株主・投資家たちのおかげで、プロダクトリリースまでに2年という時間をかけ、プロダクトに集中することができました。
リリースしたナレッジワークはおかげ様でユーザーの皆様から高い満足を頂いています。
ただ、世の中を驚かせるレベルのプロダクトにはまだ至っておらず、これからまだまだ磨き込みが必要です。
また、創業からこれまでは、「営業職におけるナレッジ」というテーマにフォーカスして取り組んできましたが、土台はかなり整ってきたので、来年以降は一気にマルチプロダクト戦略に取り組んでいきます。
まずは営業職においてナレッジ以外の領域のプロダクトを立ち上げていきます。セールステックは非常に大きなマーケットで、外資系SaaS企業のトッププレイヤーが日本マーケットだけでも数千億円の売上を生み出しています。この領域で様々なプロダクトを立ち上げていけるイメージを、僕はハッキリ持っています。
また、やがては営業職以外の仕事を支援するプロダクトを立ち上げていくことを決めています。
おおよそのイメージとしては、ここからの20年間で100程度のプロダクトを生み出したいと思っています。
1年で5個くらいのペースになるので、一見不可能に見えますが、エジソンが1,300個の発明をしたことを考えれば、必ずできる方法があるはず。
エジソンは「集合天才(=collective genius)」という考え方を実践していたと言われています。
僕はこれから「発明を発明する」ことに挑戦していきたい。
具体的には、プロダクトづくりを成功させられる再現性のある仕組みを作っていきたい。
ナレッジワークに日本中から優秀なプロダクトマネージャー、ソフトウェアエンジニア、プロダクトデザイナーを集め、彼ら彼女たちの才能をプロダクトとして形にできる組織づくりをしていきたいと思っています。
後は、健康に気をつけて長生きしたいな、と最近思い始めています。
エジソンは84歳で亡くなっていますが、80歳になっても毎日15時間働いていたという逸話もあります。
僕は父方の家系の男性が最高でも64歳まで生きていない短命の系譜なので、幼い頃から何となく60歳くらいまでしか生きないのかなぁと思っていました。
ただ、60歳からあと20年生きられたら、正直2倍のアウトプットを世に残せると思います。
食事や運動にこれまで以上に配慮したいと思います。
「僕はエジソンみたいになりたい」って何か馬鹿っぽいですが、心から思っていることなので、書き記しておきたいと思います。
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