《第10回SCCしずおかコピー大賞 独りごと反省会。》 vol.33
課題4 女性が新しいことにチャレンジしたくなるコピー
・「男性初」を、作りましょ。
この学生、実は私の教え子です。(汗
何年か前にも講師を頼まれた専門学校から、4年前に再度講師を頼まれて、静岡から浜松まで通っていたことがあります。そのときにコピーライティングを教えていたクラスの中の一人になります。
この学校で直接教えた学生が大学や他専門学校の学生を差し置いて、SCC賞や学生賞なんかを獲っているんですが、その翌年に講師を切られるという・・・「努力と成果」が「結果」に全く結びつかないところがあるのは、他の講師の方々に聞いても『なんで??』と言われてしまいますが、なんででしょうね。(苦笑
その教え子のコピー、教えてから3年経っているコピーを紐解いてみたいと思います。
だが、正直なところ、全く意味がわからない。(汗
その意味では、先生を超えたと言えるのかも。
『男性初』で検索してみると、男性の初体験の話ばかりが出てくる。もちろん、これではないだろうとは思う。でも、もし、男性の初体験を促すことからくる女性の効用を伝えてるのだとしたら、女性の性的な自由と独立を獲得する一助にはなるようにも思える。(ジェンダー問題に一石、みたいなこと?)
そうではなく、男性の女性分野への進出を女性のエスコートによって促すことで、結果として女性の競合が増えることによって、女性自身の積極性を引き出すことを狙っているのか? そんな遠回りなことは考えないか。(苦笑
しかし、よくファイナリストに残ったな〜。どちらかと言えば、投票した審査員は誰だったのか!? を知りたいところです。その上でこのコピーに票を投じた意図を聞いてみたいですね。
このコピーを読んで共感を抱いた方、すごく肚に落ちたという方、おられましたらぜひその心をコメントでお聞かせください。
よろしくお願いします。
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