見出し画像

ポジディブな子供の育て方〜5つの技〜

どーも。こーじです。

最近は、子育て関連の記事を投稿していますので、本日も子育てに関する記事を執筆しました。

私の子供たちも実践している方法ですので、ぜひお試しあれ。


【一の技】1週間に一度は感謝をする時間を!

カリフォルニア大学デービス校のポジティブ心理学者、ロバート・エモンズ教授は

「感謝の心をもっていると、妬み、憤り、後悔や落ち込みといった、私たちを幸福から遠ざける有害な感情を抱かなくなる」

といっています。

筑波大学の社会心理学者である相川充教授らの研究では、

子どもに感謝のスキル(感謝の習慣化)を教えると、人に感謝をする心が徐々に育つ

ことがわかっています。

また

「(学校や家庭では)目に見えない感謝の心を教えることが推奨されるが、目に見える感謝のスキルを教えるほうがいい」

と相川教授は主張しています。

このように、心理学の分野では、感謝をする心は毎日のちょっとした練習で身につけることができ、感謝をする習慣が身に付くことで生涯にわたってポジティブで幸せに生きることができる

と判明しています。

では、子どもたちに

・どのようにして感謝のスキルを教え
・どのようにして感謝の心を育てる

ことをしていけばいいのでしょうか?

相川教授は、

1週間に一度くらいでも感謝すべきできごとを思い浮かべると、幸福感がアップする

といっています。

とくに日本人は、感謝すべきことがあっても、むしろ「すまないな」「申し訳ない」といった気持ちが先に立ってしまう傾向があります。

ありがとうございますと使う場面ですいませんと言ってしまう日本人。

海外の人からすると、「そこは、sorryではなくて、thank youと言おうよ」

と思う場面が多々あるとのことです。

だからこそ、

一週間に一回感謝すべきことを思い浮かべることを意識する

を習慣的にしていかないといけません。

また

・「あの出来事があったから自分はいま、こんなによくなった」
・「おかげ様で自分はいま、こんなに幸せなんだ」

と良い状態になった結果に目を向けるようにすると更に効果が高まるそうです。

子供たちに実践させる上では、以下のテンプレートを使ってみてください。

・「〇〇が××してくれた」ことにありがとう
・「〇〇がおいしかった」ことにありがとう
・「大好きな〇〇がそばにいてくれた」ことにありがとう

しっかりと、アウトプットさせると良いでしょう。


【二の技】親が手本になる

子どもは身近な存在を手本にして、同じような動作や行動をします。

親自身が率先的に、感謝を伝えることをやってみてください。

 子どもが「ありがとう」を言えないとき、「ありがとうは?」と無理強いするのではなく、親がまずはお手本を示す。

子供たちは、スポンジです。

綺麗な水も濁った水もどんどんと吸収するので、親自身が子供達の綺麗な水になりましょう。


【三の技】子どもに感謝する


子どもたちはお手伝いなどを通じて、

「ありがとう」
「助かったよ」

と感謝されると、子どもは自分自身が人の役に立てたことに対して喜びを感じます。

(人の役に立つということを実感することで自己肯定感も高まります。)

東邦大学医学部の生理学者、有田秀穂名誉教授によると、

感謝されることで感じる温かい気持ちは、オキシトシンの分泌によって生まれています。

とのことです。

他者からの「ありがとう」

その一言で、「愛情ホルモン」ともいわれるオキシトシンが分泌され、ポジティブな気持ちを加速させます。

親が率先的に、子どもたちに「ありがとう」と伝えることで、子どもたちのお手本にも慣れますし、子どもたちのポジティブな力を育む一助にもなります。


【その4】感謝の気持ちを書く

ポジティブ心理学では、感謝の手紙を書くことで、手紙を受け取る側だけでなく、送る側の幸福感も高まることがわかっています。

言葉で「ありがとう」と言いにくいときには書くことでも感謝を伝えられることを教えます。

感謝のみえる化をする上でも、一週間に一回感謝を書くための時間を設けても良いでしょう。


【その5】感謝のビンをつくる


空きビンを用いて「感謝のビン」を作りましょう。

画像1


空き瓶に『感謝の瓶』と書いたラベルを貼りましょう。

①誰かに感謝したいことが起こるたびに折り紙などカラフルな紙に感謝の気持ちを書く。
②感謝の気持ちを書いた紙を折って、ビンに入れる。
③大晦日や誕生日などのその年の節目にビンを開け、中に入っているメッセージを読む。

ただ、感謝を書く。

という行為だけでは、子どもたちが飽きてしまいます。

貯金箱ではありませんが、感謝の気持ちを紙に書いて入れる感謝の貯金箱を使うと、アクティビティー要素が追加されるため、子どもたちも能動的に感謝の瓶を活用するようになります。

ここまでお読みいただきありがとうございました。





いいなと思ったら応援しよう!