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snowieと実戦が大きく乖離するパターン

下記のような状況でプレーヤー2がコールするハンドレンジについて考えます。

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私だったらTT-55 AJ-ATs KQs AQoなどをコールに回してしまいそうです。しかし、人によってはAT-A2s 全てのペア スーコネなどを含むこともあるのではないでしょうか。スノーウィーさんの回答はこちら。

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コールレンジはQQ-TTでとても狭いです。(ハンドが透けてしまいそう)
下のスーコネはレイズレンジとして残っています。

コールレンジが狭い理由はやはりスクイーズでしょうか。他人からスクイーズされるくらいなら自分からスクイーズしたほうが美味しいのは事実です。

こんなふうにsnowieは後ろからのレイズに抵抗可能なコールレンジを想定しているため、その後のスクイーズのレンジや、そのスクイーズに対するコールレンジはとても狭いものになってしまいます。例えばプレーヤー1のスクイーズのレンジは下記の形になっています。

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実戦的にはQQ JJは全部スクイーズに回してしまったほうがいいと感じます。またコールするレンジももう少しあるような気がします。

ところで、上記について他のパターンについて確認を進めていたところ、アンティを設定することでプレイヤー2のコールレンジが大きく広がることに気づきました。例えば

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のような場合、プレーヤー2のレンジは

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となり、これに対するプレーヤー1のレンジは

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と広くなります。(まだスクイーズのレンジが足りない気もしますが)

【結言】
1.snowieはスクイーズに対抗可能な非常にバランスの取れた狭いコールレンジを残すため、複数のコーラーがいるような場面の解析に使用する場合には、実戦との乖離に注意して使用する必要がある
2.上記乖離はアンティを設定することで小さくすることができる場合がある

【おまけ】アンティを目一杯上げるとどうなるか

1-2なのにアンティ1という極端な設定を入れてみる

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UTGからのオープンはこんな感じ

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まぁ多少広がっているが目一杯ではない。このレイズをHJでどううけるかというと

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なかなか広いレンジでコールしている。ルースなプレーヤーをシミュレートするために使えるかもしれない。

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