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ポーカーのイカサマ(cheating)について

始めに

最近以下の記事でカードゲームに関するイカサマが話題になりました。

言い方は失礼かもしれませんが、どんな場所の勝負であれ、イカサマを行うプレーヤーというのはいるんだなということを再認識すると共に、ポーカーにおいてもこのようなイカサマに対する自己防衛力を高めることは大事だなと考え、この記事を記載しました。

ポーカーといえば海外のカジノでは当然お金が賭けられているゲームですのでイカサマが行われる可能性は存分にあるわけですが、純粋な賭け事ではない国内のアミューズメントカジノ及び大会でも、イカサマ(及びそれに近い行為)が実際に行われたことがあります。言いたいことはイカサマが行われる可能性はどこにでも存在するということです。

イカサマの種類と防止方法

以下に私の方で認識しているイカサマの種類と防止方法を表に整理して記載しておきます。

イカサマの種類

上記は私が認識しているイカサマであり、これ以外にもイカサマは存在すると考えられます。また、上記はオフラインでのイカサマを想定したものであり、オンライン上でのイカサマはまた別に考えられ、他に多数存在することでしょう。

何れにせよ、多種多様のイカサマに一つずつ対応するのはなかなか難しいものです。なので私達にできる自衛というのは以下のように整理できると考えています。

  1. イカサマの典型的な方法をなるべく知っておく

  2. 通常とは異なる不自然な動作・プレーに注意する

  3. 大会でイカサマが行われている可能性があると判断した場合には、ディーラーに確認の上、フロア(TD)を呼ぶ

  4. ローカルのリング・トーナメントやオンラインの場合、指摘しても直らない場合には素直にその場を避る

その上で一番大事なことは、どんな勝負の場でも「イカサマがないという保証はない」ということを認識することだと思います。

終わりに

ポーカーでもたまに、意図せずイカサマを疑われるような動作をして注意を受けたことにイライラしたり、傷がついたカードの交換を依頼するプレーヤーをプレーが遅くなることを理由に疎ましく思ったりする人がいます。

この機会に是非どんなイカサマがあるのか再確認いただき、イカサマを予防する行為が自然なことであることを理解いただければと思います。

補足:Angle Shootingについて

ポーカーには明確にルールに違反するイカサマの他に、ルールには違反してないがイカサマの類である行為が存在し、それらはAngle Shootingと呼ばれています。以下例について示します。

Angle Shootingの例

これらの行為はルール違反ではないため、ディーラーやフロア(TD)を呼んで指摘しても、行為自体にペナルティを与えることはできません。
但し、この行為が横行することを大会主催者やカジノ側が望むことはありませんので、行為を行ったプレーヤーに対して注意することはあります。
Angle Shootingについては最終的には自己防衛するしかありません。まずは以下3点について注意するのがよいと考えます。

  1. 相手のアクションが不明瞭な場合は確認・指摘する

  2. 誤ったアクションが行われた際には警戒する

  3. プロテクトはしっかり行う

Angle Shootingを意図して使用するプレーヤーの末路はポーカーコミュニティからの追放です。意図して使用しないでください。

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