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レイズをするときに、SPRを認識しないミスをしやすいという反省話

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ここでsnowieは0.5ポット(相手の三倍)のレイズを推奨しているが、レイズをしたときに直面するSPRについて考えてみる

まずレイズをするためには27をコールするのだから、その時点でポットは

54+27x2=108

となる。

この27を払ったときに自分のスタックはいくらになるかというと

174.5-27=147.5

となる。

つまり、このレイズで自分がやっていることは(27にコールをした上で)
108のポットに対して147.5のスタックから54のベットをしていることになる。意識的にこのコミットに近いプレーをやっているのであれば問題ないが、無意識にやって後述の状態に陥ると混乱に陥りやすいと感じる。

これをコールされた場合、リバーは

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この通りエアーだとかなり苦しい状況を招く。SPRが0.5以下になっており、オールインに対して、相手はかなりの頻度でコールする。(snowieの場合、所持ハンドの90%をコール、AKをわずかに混在戦略でフォールドする)

またオールインされた場合は

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オッズの観点からコールせざるを得ない。リングならともかくこれがトーナメントライフまでかかってしまうと辛い。

回避策はコールするかオールインするかの二択になる。

コール:EV的には少しロスするパターンがあるが、大きなミスプレーにはなりにくい。オールインで相手がフォールドするパターンが多くないかもとおもったら基本こちらを選択する。
オールイン:相手がフォールドする可能性が高ければ、コールよりEVが高くなるのでこちらを選択する。ポット1に対してスタック1.5で取りに行っているので見た目よりも損をしていることはない。

【まとめ】

1. ベット・レイズするときは、SPR=2以下になっていないかは確認する。特にレイズのときは、まず必要なコール額を入れた形でSPRを確認する。
2. レイズでSPRに関連する問題が発生する場合は、相手のフォールドが期待できるときはオールイン、そうでなければコールを選択する

反省おわり

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