上司への相談が苦手
私は社会人経験約20年で計4社を経験していますが、
いつも上司から「相談がなさすぎる」と指摘を受けています。
経験が浅い時は上司とのやり取りが必ずしも多くなかったため
大きな問題にはなりませんでした。
が、歴が長くなるにつれて経営への寄与も少しずつ大きくなり、
相談の少なさをより強く指摘されるようになってきました。
私が自覚する自閉症の特性として、
この「上司への相談が苦手」があげられます。
そもそも、上司への相談とは何なんでしょうか?
困ったときにするのが相談であり、
特に困っていなければ相談は不要だし、
上司も無用な相談をされても煩わしいだろうと思い、
相談は少ないほうが良いと考えています。
実際、上司は
「困ったらすぐに相談しなさい」というので、
「〇〇で困っています。」と、
相談っぽい内容を伝えることがあります。
すると、
「ちゃんと内容をまとめてから相談しろ」
と言われます。
時間をおいて内容をまとめて再度相談すると、
「何が言いたいのかわからん」
と、再度突っ返されます。
私のまとめる力が不足していると感じるとともに、
上司は相談されると迷惑に感じるのだと、
改めて認識してしまい、結局相談しなくなります。
しかし、最近はこれに答えを見つけました。
相談とは、目標達成のために解決するべき問題について、
上司の力を借りることだと気づきました。
私の相談っぽい内容には、
解決するべき問題が明確でなかったようです。
そのため、
「私は何も考えません。上司が言ったとおりに動きます」
というようなニュアンスで伝わってしまい、
「何が言いたいのかわからん」というコメントにつながっていました。
ここまで分かったところはすっきりなのですが、
私が自覚する自閉症の他の特性として
「目先のことしか考えない」ということがあります。
つまり、達成するべき目標のことを意識できていないまま、
日頃の業務を行っているのです。
目標を意識はするように心がけているのですが、
気づくと目先のことに捕らわれているいることにふと気づきます。
自閉症の特性を自覚するのは重要ですが、
まだまだ伸びしろがある状態です。
みなさんもこのような困りごとはないでしょうか?
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