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新しいチーズはどこに?

前回の続きのような話です。

新しいチーズを探しに行くとしても
どこにあるのか?
どのように考えて、どこを目指せばよいのか?
という疑問が出ると思います。

現状から将来を予測したり、
どうすればお客さんが来てくれるのか
を考えたところで限界があります。
そのため、
必ず「あなたのビジネスの目的」
に立ち返るべきだと考えます。

あなたは何のためにそのビジネスをしているのか?
あなたはどんな社会や世界を実現したいのか?

あなたのミッションや経営理念の話です。


野村は現在「経営コンサルタント」をしています。
それは銀行員時代の経験から、

世のため人のためと、
社会のお役に立つようにと頑張る中小企業の社長が
お金に邪魔されることなく夢を実現して欲しい
それをサポートしたいと思ったからです。

銀行員時代に、資金が行き詰まって、
夢半ばで倒産に至るケースをたくさん見てきました。
経営者一人一人はとてもいい人で、
お金を散財するような放漫経営でもなく、
なんとか社会のお役に立てるようにと、
土日も休まず朝から晩まで一生懸命働いている。
でも、上手くいかず資金がショートして
自己破産や民事再生という形を選ばざるを得なくなる。

一方、銀行と言うところは、
決算書などの数字で結果を示さなければ
頑張っていると企業を評価できないところで、
担当者としては、
ここでしっかりと支援したいと思っても
銀行という組織としてはなかなか支援できない
といったケースがよくあります。
銀行はなんて酷いところだー!と
言っている訳ではありません。笑

銀行でなければ出来ないことも当然にありますが、
銀行と取引先という、
「債権者」と「債務者」の関係性ではなく、
もっと経営者の側で支援したいと考えました。


前置きが長くなりましたが、
野村のビジネスの目的は
「中小企業経営者の夢の実現をサポートすること」
であり、
そこから自分自身の持っている資産やリソースから
「経営コンサルタント」という手段ややり方
最適だと思って活動しています。

その目的を実現するための手段やは他にもあります。
投資家として
経営者をサポートするというやり方もあるでしょうし、
何なら、カフェやバー、居酒屋を営業することで
経営者をサポートするというやり方もあると思います。

手段ややり方は無数にあるはずです。

当然に、何でもできるは語弊があるかもしれません。
資源やリソースは限られているので、
その範囲内という制限はかかるでしょう。

しかし、今皆さんが行っているビジネスは
「目的」を達成するための「手段」である
ということは認識しておく必要があります。

あなたの想いや目的には、
徹底的にこだわって欲しいと思いますが
それを実現するための手段ややり方に
こだわる必要はないと考えます。

野村自身「経営コンサルタント」という手段には
全くこだわりがありません。
ダメならとっとと違うやり方を考えます。笑

同じように、
今大変だと言われている飲食店であっても
あくまでも目的を達成するための手段であって、
手段にこだわる必要はないと思うのです。

そして目的は人それぞれ違うはずです。
例えば
A店:北海道の農業や食の豊かさを世界に発信する
ことを目的に営業をしている飲食店
B店:食を通して、人びとの健康と幸せに貢献する
ことを目的に営業をしている飲食店

同じ居酒屋やレストランでも、
目的はそれぞれ違います。
A店のように、
「北海道の農業や食の豊かさを世界に発信する」は、
飲食店という手段でなくてもできるかもしれません。
B店のように
「食を通して、人びとの健康と幸せに貢献する」は、
もっと違う手段や方法でも実現できるはずです。


まずは、あなたのビジネスの目的は何か?
を今一度考えてみましょう。
あなたは何のためにそのビジネスをしているのか?
あなたはどんな社会や世界を実現させたいのか?


新しいチーズはそこからです。

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