野村幸司@中小企業診断士
社長の平均年齢は帝国データバンクの調査によると2019年の全国の社長の平均年齢は59.9歳と、右肩上がりの推移が続き過去最高を更新しているらしい。 確かに周辺でも、70歳以上の社長でも普通に元気に活躍している。 元気に活躍している高齢者が多いということは、喜ばしいことでもあるが、一方でその後継者が育たない原因になっている気もする。 周りにも、社長が60歳代後半で、後継者の息子が40歳代といったケースが多く、そのような場合には「早く社長を交代するように」と忠告している。
上手くいくだろうか?創業したいけど上手くいくだろうか…? 新しい事業を立ち上げたいが上手くいくだろうか…? これまでと違うことにチャレンジしたいけど…大丈夫だろうか。 新しいことを始めるときには、誰もが不安になり迷うこともあるでしょう。 自分は上手くいくのかどうか。 特に、サラリーマンを退職して創業することなど、わからないことだらけで、これまでと全く違う生活に飛び込むことになるので、不安になって怖くなるのは当然です。 失敗したらどうしよう… 失敗しても自分はいいけど、家
何でも自分でやらない創業やスタートアップなど、何でも自分でやろうとする方が多い。 「専門家に頼むとお金がかかるので、自分でやらなきゃ」と各種許認可の申請から税務手続きや人事労務関連の手続き、事業計画書の作成や資金調達などなど。 更には、法人の設立登記まで、自分で調べて手続きしようとする。知らないことであり、それを調べるには当然に時間がかかり、間違いもストレスも多くなる。 創業やスタートアップでは少しでも早く事業を軌道にのせることが必要です。そんな苦手なことをする時間がある
前回の続きのような話です。 新しいチーズを探しに行くとしても どこにあるのか? どのように考えて、どこを目指せばよいのか? という疑問が出ると思います。 現状から将来を予測したり、 どうすればお客さんが来てくれるのか を考えたところで限界があります。 そのため、 必ず「あなたのビジネスの目的」 に立ち返るべきだと考えます。 あなたは何のためにそのビジネスをしているのか? あなたはどんな社会や世界を実現したいのか? あなたのミッションや経営理念の話です。 野村は現在「経
緊急事態宣言が解除となって 休業要請や自粛要請も解除となり 普段の生活が戻りつつあります。 今回の件で、この本を思い出し 最近クライアントによくお話ししています。 「チーズはどこへ消えた? Who moved my cheese ?」 皆さん読んだことがあると思いますので、 内容は割愛します。 緊急事態宣言が解除となって 休業要請や自粛要請も解除となり お客さんは戻ってきましたか? キャンセルになった仕事は復活したでしょうか? 「いやいや 戻ってくるのにはもうしば
民間金融機関における実質無利子・無担保融資今回の新型コロナウイルス感染症に係る資金繰り対策として、民間の金融機関でも信用保証協会付きゼロゼロ融資(保証料ゼロ、金利ゼロ)の取り扱いがスタートしています。金利ゼロ、保証料ゼロ、さらには融資に係る契約書の印紙も不要!なのでとってもお得な融資制度です。 金利に関しては、借りる方の金利負担は当初3年間ゼロですが、当初3年間分は国や地方自治体から金融機関に補填があるので、金融機関にとっては全期間にわたって金利収入が入ってきます。 ま
最近は新型コロナウイルスの影響で資金繰りの相談を数多く受けております。飲食店やホテルなどの観光業だけでなく、こんなところにも影響があるのかーと、さまざまな業種の会社が厳しい状況に立たされています。 「経済は循環」です。 どこかで循環が滞ると、今は影響を全く受けていないという会社も、今後間違いなく影響を受けることになるはずです。そのためにも、今のうちにしっかりと対策を立てておくべきだと考えます。 今は手元資金をできるだけ潤沢にしておくこの状況を乗り切るためには、いま資金繰り
/ すぐに銀行に行って おカネを借りてきてください!!! \ 新型コロナウイルスによる被害が拡大しています。 各種イベントや旅行関係や飲食店などで キャンセルが相次いでいます。 今後どうなるかはわかりませんが、 でも間違いなく、 「人や物の流れは滞ります」 そのため、どの業界でも 売上の落ち込みや業績の悪化は避けられない。 と、思います。 でも、これは仕方がない。。。 売上の落ち込みや業績悪化は 避けられないかも
経営者の仕事とは?経営者の仕事は「決める」ことです。 自分たちのミッションやビジョンを実現するために、目標を達成したり夢を実現するために、「将来のことを決める」ことが、経営者の仕事です。 新たにこういう事業に進出しよう。 あの町に新しいお店を出店しよう。 この会社と取引しよう。 この商品を取り扱おう。 この人を採用しよう。 などなど、 経営とは、大きいことから小さなことまで、様々な「決める」ことの連続です。 しかし、決めるためには、決めるための「基準」が必要です。 では
金融機関取引状況表銀行取引は、ひとつの銀行だけの取引ではなく、必ず複数の銀行と取引すべきです。その複数の銀行と取引した際の注意点です。 銀行から定期的に資料の提出を求められることがあります。試算表、資金繰り表、建築工事業などであれば請負工事現況表などです。 更に、試算表と同時に、各金融機関の預金残高、借入残高の提出を求められることがあります。銀行では、預金や借入金の各金融機関の残高をもとに、下記のような「金融機関取引状況表」を作成しています。 * 銀行は何を見ているのか
複数の銀行と取引しよう「創業以来○○銀行にお世話になっているから、○○銀行以外とは取引しない」という社長がいます。 また、取引銀行が増えれば、それだけ管理すべき項目が増加します。通帳が増える、それぞれの銀行の預金残高や入出金を管理しなければならない。訪問し、業績を説明する銀行の数が増える等々、それが面倒で銀行を増やしたくないと思っている社長が多いかもしれません。 * しかし、それでホントにあなたの会社は大丈夫ですか? * 銀行との関係次第で、銀行から如何に円滑に借入で
「電信柱が高いのも、郵便ポストが赤いのも、社長の責任である。」経営コンサルタントの一倉定さんの名言です。 自分ではどうすることもできないような、電信柱や郵便ポストに至る会社の内外で起こるすべての事柄は、社長である自分の責任であると受け入れることが大切だと。 * 「起こること全ての責任は”社長“にある。」と言われても、「いやいや、オレのせいじゃないでしょ~?」と言いたくなる気持ちもわかりますし、実際にあなたのせいではないのかもしれません。 しかし、「起こること全ての責任は
実は小さいころから 食べても太らない体質なんだと信じてました。 幻想でした。笑 * 自己最高記録を更新し続け やばくね?と思い こっそりとジムに通い 食事をコントロールし 大好きな菓子パンを断ち笑 減量と筋トレを頑張りました。 結果2ヶ月で、 ピークから8kg落として 体脂肪率は15%になりました。 * でも今回のダイエットを通して ビジネスに通じる 多くの学びがありました。 ①数字を気にしすぎない日頃、コンサルティングの現場では、 数字でしっかりと現状把握をす
体重計には毎日乗りましょうダイエットをする際には、体重計に乗って今の体重を確認します。 * 「昨日はちょっと食べ過ぎたので、1kg増えちゃった。今日はちょっと走ってこよう!」 「最近はダイエットの成果が出てきて、2kgぐらい減ってきた。このペースで頑張ろう!」 * など、体重計に乗ってこれまで実践してきた結果を、定期的に確認し、その結果に基づいて行動を修正します。 ダイエットを成功させるためには、必ず毎日体重計に乗って、日々の状態を確認する必要があります。 * 試
銀行から円滑に融資を受けるために銀行からの信頼を得るためには、会社側から積極的に経営情報を開示して、銀行に自社のことをもっと理解してもらう必要があります。 そのためには、融資申し込みの時だけでなく、日頃から定期的に銀行を訪問して自社の経営情報を積極的に開示・提供していくことが必要です。 * この際に注意が必要なのは、必ず書面で説明を行うということです。 * 銀行員は社長の話を聞いていません。聞いていないというより、口頭で聞いたものは誰でもすぐに忘れてしまいます。「悪
勝兵は先ず勝ちて而る後に戦いを求め、 敗兵は先ず戦いて而る後に勝ちを求む孫子の兵法の言葉です。 創業セミナーなど事業計画書作成のところで必ずお話しています。 勝つためには、事前にしっかりと勝ちをイメージした「準備」をしてからことに臨むべきだと。とりあえずやってみて勝とうとしたってダメだ。と、解釈しています。 * 先日のラグビーワールドカップでも、日本代表選手が皆さん「いい準備」という言葉を口にされていました。勝つためには「勝ちをイメージしたいい準備」をしっかりしてから