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【アホゲー個人開発#1】 変なゲームを開発するまでの波瀾万丈な人生

こんばんは。個人でアホゲーを開発をしているKOJIと申します!今日は、現在開発中のアホゲー【ノケポン Let's GO!】の開発に着手するまでの道のりについて投稿したいと思いました。


子供の頃は、みんなと遊んでたポケモン赤が面白すぎて、「いつか自分もこんなゲーム作れたらなー」なんて勝手に思っていたりしてました。しかし、ゲームを作るまでの道のりがあまりにも大変だったので、ノートにしたいなと思いました。


Beta版を一般公開しましたので、プレイしてみたい方はぜひ「KOJIの公式サイト」へいらっしゃい!(TestFlightと、iOS17以上で起動するA12チップとそれ以降搭載のiPhone / iPad が必要になります)

過去の投稿でも、ノケポン Let's GO!について詳しく紹介しているよ〜!


ゲーム開発を始めてから今に至るまで

私の背景について紹介すると、私は海外生まれ海外育ちの日本人ですが、人生の大半は海外で過ごしてきました。今はフィリピンのセブ島に妻と2人で住んでいます。そこで、フリーランスとして活動しながら、趣味でゲーム開発や魚釣り、料理などを楽しんでいます。

このスマホで冒険するコンセプトのゲーム開発自体は「2018年」位から初めていますが、一般公開できるような形にするまでの道のりが、とにかく長かったです!何度もあきらめたり、開発を続けるモチベーションが大幅に下がったり、色々ありました。これから、自分の人生でもっとも辛かった時期について、ざっくり書きます。

初期開発のコンセプト(iPhone 7で起動)

上記のスクショは、初期開発の一部のゲームシーンです。主人公のモデルやアニメーションはBlenderで作成し、プラットフォームはiOSです。ゲームエンジンはiOSのSceneKitというフレームワークを使用しております。しかし、開発を続けていく中、ゲームのストーリーが矛盾していたり、プレイ要素があまりにもつまらなかったりしていたため、一つの機能を追加するだけでも模索して一ヶ月でやっとできるようになったりと、何度も挫折しそうになりました。

モチベーションが下がって行く

ただ、当時は親と暮らしていたのもあり、ゲーム開発自体はもちろんのことプログラミング自体喜ばれませんでした。当時はフリーランスとして定期的に仕事をゲットするには、あまりにも提供できるスキルに限りがあったため、稼ぎはとても低かったです。

辛かったのは、親の友人や、周りの大人から「ゲーム開発は時間の無駄だから、やめた方が良い」と言われたり、「あなたのゲームなんて、どうせだれもプレイしないよ。ディズニーツムツムの方が楽しいよ」なんて言われたり、まあ色々ありましたね(^^)。それに加えて、何よりも辛かったのは、自分の親が「毒親」であったことです。当時、自分の親は普通だと思っていましたが、今では考えられないような出来事がたくさんありました。

毒親の怖さと、麻痺する自分

先ほども書いた通り、自分の親が「毒親」であることなんて、ほとんど分からず普通の親だと思って生活していました。生まれた頃からずっと一緒に暮らすため、自分の親が他人の目からありえないことをしても普通だ!まともだ!と考えてしまいがちです。何よりも怖かったのは、「自分の親は、毒親に含まれない!そんなの信じたくない!」と思う自分もいたため、恐ろしい呪文にかかっていたかのようです。

子供の頃を思い出してみると、腐ったお弁当を無理やり食べされられたり、親の思い通りにしなかったら頭を引っ叩かれたり、ゲーム機を壊されたりしていました。でも、欲しいものは高額であったとしても、買い与えられていたため、決して悪い親だとは思いませんでいた。しかし、それが非常に甘かったです!買い与える物を利用して、支配されていたという事は、今になってやっと気づきました。当時の感覚は完全に麻痺していました。

社会人になっても、自分の仕事のミーティングの予定が無視されて勝手に親にスケジュールに合わせる様強いられたり、仕事をする日に他の人の送迎を勝手に決められたりと、仕事がとてもしにくい時が多々ありました。早く家を出たいと思っていましたが、仕事が不安定だったのと、別の事情があったため、ほぼほぼ不可能でした。

さらに、自分の親は「私を結婚させない」と周りの人々に公言していたため、自分が同年代の女性を含む友人と遊びに行く時は、呼ばれていないのに必ず勝手について来たりしていました。もちろん、期待を裏切らないくらいのレベルで、女性の悪口を言っていました!

こんなこともありました!深夜の3時くらいに寝ている時に、突然電気をつけて起こされたり(起こす理由は、スマホの使い方が分からなかったり、自分で無くした車の鍵を私が盗んだと勘違いしたりなど)、しました。何よりも恐ろしかったのは、思い通りに言う事を聞かないと、包丁で脅してくるという、とんでもないことまでしていました💦まあ、色々ありましたよ!

当時2018年くらいでしたが、それまでに1作新たなゲームをApp Storeへ後悔しています。ノケポンとくらめると、シンプルですが、拡張現実(AR)を使った変わったゲームです。(App Store オババの侵略)

毒親エピソードはまた別の機会に詳しく紹介します!では、2019年の9月に進みましょう!

悪い状況の中で、新たな光が刺す

2019年の9月位に、叔父から、ある日本の会社でWeb開発や海外事業の仕事を紹介されました。ここでやってまともに働ける様になりましたが、個人で作ってたゲームの開発は完全に止まっていました。そして、2020年3月にに世界規模のパンデミックの嵐がやってきます。ところが、こんな状況下で新たな光がさしました!当時の会社から勤務先の近くに引っ越すよう、提案されたのです。

初めての一人暮らしとなるため、興奮を抑えることができませんでした!ラッキーだと思いました!ところがご想像の通り、例の毒親は決して喜んでいませんでした。しかも、一緒に引っ越す気満々でした。でも、叔父や祖母が止めてくれたので、なんとか最悪の状況を切り抜けられました。

ゲーム開発を再開したきっかけ

当時は不要不急の外出は控えるようにと言われてた時代なので、仕事以外の時は、ほとんど家にいました。友達とはZoomでしか会えないため、家でやることと言えば、Switchで遊ぶことと(あつ森やポケモン剣盾)料理しかありませんでした。本当に退屈で仕方ありませんでした。他にもできることはないのか?と思った瞬間、「ゲーム開発」が頭をよぎりました!ちょうどスキルアップしたかったのと、独立してフリーランスになりたかったため、ゲーム作りを再開したいという気持ちが急激に上がりました!

ところが、以前使っていたプロジェクトファイルが正しくビルドできなくなったため、ゼロからやり直すしかありませんでした!でも、それは決して無駄ではありませんでした。しばらく開発をしている中、iOSや開発環境も大分進歩し、よりリアルなシーンが描けるようにも多少スキルアップできました。その時のシーンがこちらです↓

ノケポン Let's GO!と同じプロジェクトファイルで起動した初期開発バージョン。自然な色合いが出せる様になった

スキルアップしたのは良いが…

ここから半年間開発を続け、ゲームとしての基本となるシステムが出来上がりました。そして、徐々にストーリーを導入していきます。当時、ちょうどコロナ疲れで落ち込んでいた友人がいたので、その友人を励ますために「友人に主人公になってもらって、不思議な世界に入って行く」というコンセプトでストーリーを導入して行きました。それが、こちらになります↓

主人公は、本人に体型も顔もそっくりに作りました。しかも、Beta公開中の本作の主人公と99%同じものです!もちろん本人の許可は得ています!

2022年の春に出来上がり、友人たちにプレイさせた結果、自分で言うのも変ですが、大好評でした!

第二弾も期待されましたが、第一作目で満足してしまいました。(自画自賛💦)しかも当時は、プロジェクト管理という仕事を行っていたため、結構忙しかったです。加えて当時、結婚を真剣に考えて付き合ってた人がいました。あれから色々あり、 2023年の10月に結婚しました。毒親関連で本当に色んなことがありました!妻も嫌な思いを何度もし、新婚生活が脅かされていたので、早急に手を打たなければ一生後悔すると思いました。

セブへの引っ越しと現在

そして最終的に、親元を離れて、2024年4月にセブへ引っ越すことにしました(毒親との戦いについては、いずれ投稿します ^^)。これまで慣れ親しんできた場所を離れるのは、非常に寂しいです。でも毒親とはもう一緒に住みたくありませんでした。

環境がガラりと代わり、いざ親元を離れると、毒親の恐ろしさを改めてしる機会にもなりました。本当に距離が必要だなと痛感しました。現在は、私の助けとなってくれて、状況を理解してくれる素晴らしい友人に囲まれて、本当に幸せです!

ジンベイザメと泳ぐ私!

セブでできることといえば、ジンベイザメと一緒に泳げたりシュノーケル、スキューバダイビングや、魚釣りなどもできます。しかし、個人的には、やはりゲーム開発は欠かせませんでした!

早く開発できた理由

開発は自分の仕事でもありますが、趣味でもあります!セブに引っ越してからはスキルアップだけに限らず、一度に多くの事ができる様になりました。そのため、6月にゲームのアイデアが出てから、わずか4ヶ月で完成間近となりました。ただ、このゲームを作る時に心がけていることは:

  • 別に、たくさん売れなくてもいい!

  • 自分のスキルアップにつながればいい!

  • プレーヤーを笑わして、喜びを与えてくれたらそれで良い!

最後までお読み頂きありがとうございます!

ノケポン Let's GO!の公式サイト

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