
【やってみた】先祖から祖先へ
少し前にサピエンス全史を読み、そこで原始人と思われていたネアンデルタール人などとホモ・サピエンスは混血していたというのを知った。
2010年にDNAの解析によりホモサピエンスにもネアンデルタール人やデニソワ人のDNAが混じっているとわかったのは旧人が新人であるわたしたちと切り替わったという常識を持つ人には衝撃のあるものだ。
さらに、私たちは弥生人の末裔で、縄文人と入れ替わったと思っている人もいるかと思うが、少なからず混血している。
以前、遺伝子検査をした。そのキットの拡張?で、先祖を辿るものがあったので、そちらも併せてやってみた。
以下がキット。その他の検査をしていれば、アプリから安くアンロックできる。
その結果、自分にもネアンデルタール人の遺伝子は入っていて一般的日本人より少し少なく、縄文人の遺伝子は一般的日本人より多かった。
自分の母系は一般的日本人と比べて48%縄文人のDNAが強いのだそうだ。130のうち10%以下の11が縄文人的な遺伝子で、この数字は48%多いそうだから、一般的な日本人よりも5くらい多いという感じのようだ。
ただ、ロマンとしては、縄文人は狩猟民族的な民族で、そこから受け継いでいるものもあるだろうと思った。
ミトコンドリアを調べると母の母の、、、と母系をたどることができる。一時期流行ったミトコンドリアイブというやつだ。
Y染色体を調べると父の父の…と遡れる(女性はY染色体がないからミトコンドリアの方しか調べられない)。Y染色体アダムというらしい。
これは、家系図を遡る行為の究極系で、文字や記録のない時代のことまでわかるという点でロマンがある、
なにせ、どのように先祖がアフリカから日本にたどり着いたかというルートまで分かるのだ。(ハプログループによって違いがある。)
家系図はあくまで帳簿上のものだから、実際にはどこかで誤っているかもしれないと思うと、こちらの方が信頼できるところもあるのかもしれない。
さすがにここまで行くとキャリアとかにら繋がらなさそうだが、やってみることでアイデンティティに多少の影響があるかもしれない。
以下の書籍も面白かった。サピエンス全史よりもこの分野について絞って書かれているので良い。
2023年8月6日に下書きしたものです。