ポエトリーリーディング式に講演する
友人の石井力重さんが二冊目の単著を出した。石井さんはアイデア創発の達人だけあって、様々な取り組みが常に刺激になる。
本著がどうこうではなくて恐縮だが、本著の発売前後の彼の動きに刺激を受けた。
自著の章ごとにイベントを開催している。どんな風にやったのかは残念ながら見られなかったのだけれども、もし自分ならどうやるか。そんなことを考えた。
単著で全部パワポ資料を使っていたらきりがない。本よりそちらの方が良い。では、どうするか。
パワポを使わずに、自分の喋りだけで噺家のようにやる。これは技量どころか、ステージにも立てないレベルだ。これが次善の策に思えた。
文字だけで表現。そう考えたときに思い浮かんだのは最近流行りのポエトリーリーディングだ。ポエトリーリーディングは、詩人が詩を朗読する表現方法だ。
最近、ミュージシャンがその詩をフューチャーしてポエトリーリーディングをするのを目にする。
詩でなくて、ビジネス文書でもいけるのかw
しかも、一応研究者データベースに乗る雑誌に出ている記事を話して、文字だけで読み上げてみたら。。。これはいけると感じた。さながら「アダルティな読み聞かせ」だ。声質がもう少し低く、ゆっくりでささやくような声であればASMRな質感を出すこともできるのではないだろうか。
そして、最近はポエトリーリーディングは音声だけではなく、PVまで作られていたりする。どんなPVかというと、昔流行った #新世紀エヴァンゲリオン のマティス書体のような文字そのものを使った表現をしていたりする。
やり方はわからないが、こんなのが作れるジェネレーターがあったらかなりインパクトあるのではないか。文字だけで集客できそうだ。
そしてさらに、リアルタイムドキュメンテーションで、打ち込んだ文章がこんな感じになっていけば、極めて斬新な表現が産めるのではないかと思う。