「起業経験が年収を跳ね上げる?転職市場で注目される"企業家スキル"の力
起業経験が「転職」で生きる時代へ
最近はフリーランス、個人事業主、経営者から転職の相談を受けることが増えているので、こちらの記事を作成。
「起業」と聞くと、独立して新しい道を切り開くイメージが強いですよね。ただ、最近起業経験を経て転職。そして年収を大幅にアップさせる人が増えているという現象が起きています。もしかすると、「自分で会社をやったけど続けられなかったらキャリア的にマイナスなんじゃないか…」と不安を感じている方もいるかもしれません。でも実際には、その逆。起業経験はむしろ転職市場で大きな武器になることがわかってきました。
今転職相談も受けており、私の知人であるAさんの話。彼は20代後半で小さな会社を起業しましたが、数年後に事業をクローズ。その後、大手IT企業に転職し、年収が500万円台から800万円台へと跳ね上がっていました。驚くべきことに、選考の場でアピールしたのは「売上規模」や「事業成功の実績」ではありませんでした。
むしろ評価されたのは、起業を通じて培った汎用性の高いスキルやマインドセットでした。
転職市場で評価される「企業家スキル」とは?
では、企業が「起業経験者」に求めるスキルやマインドセットとは、どのようなものなのでしょうか?ここでは、主に以下の3つが挙げられます。
1. 問題解決能力とリーダーシップ
起業すれば、大小さまざまな問題に直面するのは避けられません。それを解決し、事業を前に進める経験は、リーダーやマネージャーとしての資質に直結します。採用担当者から見れば、こうした「実戦経験」は非常に魅力的。
2. 柔軟性と適応力
市場の変化に対応し、資源が限られた状況で意思決定を行う経験は、どんな職場でも応用可能。特に変化の激しい業界では、「ピボット(事業の方向転換)」の経験を語れることが評価につながります。
3. 経営視点
起業経験者は、事業を俯瞰的に見る視点を持っています。自分の担当領域だけでなく、会社全体の利益や成長を考える視野は、企業にとって非常に重要です。「利益を意識した行動ができる人材」として信頼されるのです。
起業経験をどう活かす?
しかし、ただ「起業したことがある」と言うだけでは、転職市場での評価は得られません。むしろ、「何を学び、どう成長したか」を明確に伝える必要があります。ここでは、簡単に起業経験をアピールするコツをいくつか紹介します:
具体的な成果をデータで示す(例:売上増加率、コスト削減効果)
困難を乗り越えたエピソードを物語として語る
自身の失敗から何を学び、次にどう活かしたかをアピール
これを実際にどう面接で伝えるのか?具体例を有料部分で公開!
ここまでは起業経験がどのように評価されるか、そしてその基本的なアピール方法をお伝えしました。ただ、実際の面接や履歴書でこれをどう言葉にするのか、具体的な例文を知りたい方も多いはず。次の有料部分では、「年収800万円を掴んだAさん」の実際の履歴書・面接での回答例を詳しく解説します!
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