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初期設定の愛 29. 魂の分離1
このテーマの文章化は困難をともなう。
実は何度かチャレンジを試みたが、文章化になじまない。
今回は見切り発車する。
あくまで筆者の体験したこと、感じたこと、インスピレーションを整理し文章化する。これは自己のメモ代わりである。
内容の正誤は、わからないが、現時点では自分の中ではこれが真実だと考えている。
ヒプノセラピストAさんのセッション。
「時計をイメージし、時計の針をどんどん巻き戻してください。」
そう指示される。時計はクリアにイメージできたが、すべての針が真上を向いたまま、びくともしない。
時間のない世界だ。何もない世界にいる。
“VOID” この言葉が浮かぶ。
何もない。時間もない。思考もない。
”時間がない” と書いている時点で矛盾がある。
思考がないのだ、時間という概念も空間という概念もない。
自己も存在しない。
しいていえば、全体に溶け込んでしまって、極限までそれら概念が薄まっている状態かもしれない。
何もないことを観察する視点がある。
これは今世の今、この瞬間の自分の意識なのだろう。
ハイヤーセルフに見せられている。これは間違いない。そんなことをうっすらと感じながら、Aさんが先へ誘導する。
Aさんの指示で、みずから光を創造した。遠くの方に小さく、かすかに輝く点がある。
意識の力でその光を近くに引き寄せる、その光の点が徐々に近づいてきて大きくなる。
白色でやや黄色がかった光に見える。 目の前まできた、そしてその光と同化する。その中に意識がある。
自己の意識のようだ。 “ただある” と認識するくらいの感じだ。
ストレスも、欲望も、過不足も、幸不幸も、善悪も、痛いも痒いも、何もない。
“ただある“ という感覚。自己の意識は確かに感じるが、薄く広く全体に溶け込んでいる。
自己=すべて。すべてが自分。
この “すべて” が創造主であるとすれば、自分が創造主だ。
あるいは創造主に重なって、溶け込んでいる状態かもしれない。
創造主に抱かれているのか。
過不足ない、 満たされているが、
ま~、つまらない。何もないのだ。張り合いがないな、これは。
“完全体状態” という “不完全な、大不満状態” だ。
そんな思いが浮かぶ。
何かしたい、何か感じたい。刺激が欲しい。遊びたい。
Aさんの誘導で、シーンがかわる。
(言語化が難しいので、下手なイラストに助けてもらう。)
![](https://assets.st-note.com/img/1736323318-GwhJSYpHlm7Kv3IjnFcWZa1X.png?width=1200)
魂は愛(光)で構成されているようだが、愛(光)の最小単位、最小のエレメント、これの集合体により愛(光)が構成されているようだ。
イラスト上では、青紫色のエレメント、黄色オレンジ色のエレメントとして描写した。実際には、全体としては、光の玉、白色やや黄色がかった色に見えた。
左へ飛びだしたエネルギ―の集合体はイラストどおり、青紫色に見えた。
愛と一言でいっても複雑で、その構成要素を分解していくと、いろいろな感情、情念、想念エネルギ―で構成される。
そのエレメントが個々それ自体意思を持つように動き始める。
始めは緩やかに移動を始めたが、指数関数的にそのスピードを増していく。
光でパンパンに満たされていた一つの丸っこい魂、これを構成する光の要素(エレメント)が、2つのグループに分かれる。何か法則性がありそうだ。
これは、大根やケーキを物理的に2つに切るような作業ではない。
精妙な光の構成エレメントが、ひとつひとつその性質別に2つのグループに分かれるのだ。元の光のエレメントグループから、選抜されたエレメントが(イラスト上では左へ)別の場所へ移動する。
非選抜エレメントはその場に残留する。残されたエレメントもその微細振動を強める、スペースに余裕ができたことで、その結合がとけ、遊離現象が起きるようだ。ナノ粒子の水中でのブラウン運動のように、自由闊達に微細に動き回る。その精妙なエレメントたちが個々にエネルギ―を放つ。
個別のエレメントは振動しながら、徐々にそのエネルギ―を強める。
選抜エレメントたちが徐々に集合して、渦を巻きながら、そのエネルギ―を共鳴させている。どんどんその色を濃くする。化学反応による発色現象のようにも見える。
指数関数的にそのスピードとエネルギーの共鳴が加速する。
やがて、分離に成功した。何かに突き動かされるように動く、力強いエネルギーが内包された勇敢な魂だ。
![](https://assets.st-note.com/img/1736323504-HXZ70Dp3IrebsQ5q9Oj2YJd6.png?width=1200)
その分離した魂は、一切後ろを振り返ることもなく、鉄砲玉のようにどこかへ飛んで行った。猛スピードだ。
残された片割れ(まあ、これが筆者です。)、飛んでった相方をいつまでも見送る、見えなくなっても見送る。いつまでも見送る。名残惜しいのだ。
”愛する”、”愛おしい”、”寂しい”、という感情が生まれた瞬間だ。
”自己と他者” の認識も生まれている。
自己が他者を愛する、愛おしい。寂しい。自他の別があって生まれる感情だろう。
この魂の分離の瞬間が、だれかを愛おしく思うという感情の原初体験であろう。現世で、だれかを愛おしいと思う瞬間、潜在意識では、魂のこの原初体験を追体験しているに違いない。
ましてや、その相手が ”ほんとの魂の相方” の現世の姿であったならば、とんでもなく愛おしいのだ。間違いない。狂おしいほどの愛しさだ。七転八倒の苦しみだ。
分離後、徐々に感じ始める感覚、これが “嫉妬”、“あこがれ”、“応援したい気持ち”、“もどってきてほしい”、“せめて振り返ってほしかった。” そんな感情が、ないまぜになって筆者側の残留魂に生まれた。 “怒り”、これもありそうだ。
これは筆者側の残留エレメントの構成要素が励起された状態であろう。分離により活性化された各エレメントの情念、これが励起されている状態。
分離前には、感じることができなかったものだろう。
さらに、現代日本語に翻訳してみよう。
“まってくれ~” 取り残された側は、焦り、恐怖、不完全感、不安、不安定、不満足、冷静、分析、熟慮、鈍感、マイペース、傲慢、心配、内省的、まあいいか、あきらめ、投げやり感、こだわりを捨てよう。こんな感じかな。
飛んでった方は、好奇心、冒険心、チャレンジ、そんなことろかな。さらに、猪突猛進、鉄砲玉、危うさ、繊細、考える前に行動する。直情的、無思慮、あぶなっかしい、無計画、出たとこ勝負、鋭敏、一本気、純粋、繊細で傷つきやすい、他人に影響されやすい。
そんなイメージが浮かぶ。
各エレメントに、善悪はない。等しく愛の構成要素で、表現方法、見え方の違いである。
あくまで地球に人間として転生した場合、その時代、国、地域の地球独特な社会規範、道徳に照らし合わせた、善悪の概念が紐づけられるだけで、すべて愛でしかない。
相方は一度も振り返ることなく、飛んで行った。
一気呵成、猪突猛進、ブレーキが無いのだろう、アクセル全開だ。
これは大変そうだ、やっかいな相手だ。
実は、このヒプノセラピーで得た、飛んでいったこの相方の魂への印象は、現世での我が女神への印象、ほぼそのままである。厄介な相手なのだ、だから筆者は逃げたのだろう。そりゃ逃げたくもなる。
そりゃもう愛おしいのです。
![](https://assets.st-note.com/img/1736316702-fFpUqwGzjaWx8oyu6JLb9Dkc.png?width=1200)
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