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初期設定の愛 40.女神のヒーリング

その後、しばらくは夜通しでLINEの交換をした。
楽しくてしょうがない。
返信も早いし、お互いの熱量がほぼ互角なのがうれしい。

エドガーケイシー、スウェーデンボルグ、シュタイナー、リサロイヤル。(注1)
20代、30代で読んで感銘を受けたという書籍を彼女がどんどん教えてくれる。
内容を一生懸命説明してくれた。
うれしかった。
ただし、筆者の方が詳しいくらいだ。すべて読んでいる。

”斎藤一人”さんのYOUTUBEをよく見ているようだ、ファンらしい。
筆者もほぼすべてみている。

”宇宙人は小学生のシリーズ” を必死に推してくる。
筆者の方が詳しいくらいだ。すべて見ているのだ。

2度めに合う約束は、3月の初旬ごろに設定した。
まだ、あと7日くらい先だ。
この時期は、確定申告と、年度末の駆け込み需要が重なるので、案外仕事も忙しい。てな感じて大人ぶるエゴ君もいるが、女神のことで頭がいっぱいだ。仕事にはもはや興味がない。

LINEのやり取りでわかったのだが、
1月の10日過ぎくらいから、月末くらいまで、ひどく体調が悪かったようだ。特に喉の調子が悪く、4-5日ほどはまったく声が出なくなったようだ。仕事もその間休んで、寝込んでいたそうだ。
そんな長期間寝込んだことはこれまでなかったようだ。

発熱はなく、喉がいたく、身体もだるく起き上がれない程だったようだ。

その時期はちょうど、筆者が最初に真冬の夜の繁華街を尋ねた日および2回目のチャレンジのあたりと重なる。

声がでなくなったのは生涯で2度目のようだ。前回は40歳のころ、15年前だ。

そのころの筆者といえば、債務処理のストレスのピークで、毎晩、床にはいるときに、 “このまま朝が来ませんように” とお祈りしていたころだ。 ”Marie“さん(注2)に励ましていただいたのもこのころだ。

ツインレイのシンクロだろうか。見事に一致する。

迷惑かけている。

実は、前回の再会時、しばしの会話の後、かなりなごんできたタイミングで、二人の関係は ”ツインレイ” だとはっきりと伝えた。
なぜだろう、他に人には憚れることも彼女には正直に全部話してしまう。
なんのストレスもない。
すぐには信じてはもらえないだろう。
二人ともそこそこ酔ってるし、まあ、冗談で終わらせてもいい。
そう思っていた。

彼女は、すこし、姿勢をただした。かなり興味があるようだ。
上半身を乗り出して、聞いてきた。
「どうしてそう思ったの?」

事の経緯を冷静に話した。
しばらく前から変性意識であること、
明晰夢に2度ほど登場してきたこと、
”ツインレイ” だと宇宙から知らされたこと。(注3)
約40年、忘れよう忘れようとがんばってきたが、結局忘れられなかったこと。時々、フラッシュバックで涙を流していたこと。
言語化できる範囲で、正直にすべて全部伝えた。

彼女はそのとき、しばし沈黙し、何か考え込んでいた。
「・・・・・」

LINEのやり取りをしながら、気になることがあった。
筆者の胸が痛いのだ、不定期だが、毎日2-3回だろうか。急に押し寄せる胸の痛み。胸のみぞおちの少し上の奥の方だろうか。右胸が痛んだこともある。

気のせいではない。一度、彼女とのLINE中に、暫時休憩し、トイレへ行こうとしたが、トイレの前の廊下で、うずくまってしまった。痛すぎて立っていられないのだ。

2度目に会う約束の2日前だった。
いつものようにLINE交換をしていたのだが、
どうも喉に異変がある。
前日から、違和感があった。なんの心当たりもないが、突然の喉の痛みだ。

(通話に切り替えて)

「悪いけど、明後日だけど、延期かもしれない。あ~、やっぱり5分でもいいから、ちょっとだけでも会えればそれでいいから。それ以上は一緒にいられない。」 そう素直に伝えた。
彼女が理由を尋ねる。「え~、どうして~?」

喉の痛みのことを伝えた。「別に平気だよ、いいからおいでよ!」そう言ってくれた。
「インフルか何かかもしれないし、迷惑かけたくないのよ。」そう言った。

「あ~。そしたら、ちょっと待ってて。」「ヒーリングエネルギー送るから。ちょっと、まっててよ・・・」

通話をしばし中断し、 10秒くらいたってからだろうか。

喉の痛みが、す~っと きえていった。

面白いように痛みが フェードアウト していくのを感じた。もう痛みや違和感を何も感じない。

「どう?」彼女の元気な声が聞こえた。

「あ~、治ったみたい。あ、うん、そうだね。明後日はいけそうだよ。」

不思議なのだか、あまり不思議さを感じなかった。
それくらいはできるだろう。そんな感じがした。

注1:
エドガー・ケイシー (英語: Edgar Cayce, 1877年 3月18日 - 1945年 1月3日)は、 予言者 、心霊診断家
エマヌエル・スヴェーデンボリ (Emanuel Swedenborg [ˈsvêːdɛnˌbɔrj] ( 音声ファイル), 1688年 1月29日 - 1772年 3月29日)は、 スウェーデン王国 出身の 科学者 ・ 神学者 ・ 思想家。 スウェーデンボルグ 、 スエデンボルグ とも表記される。
ルドルフ・シュタイナー(Rudolf Steiner, 1861年2月27日 - 1925年3月30日(64歳没))は、オーストリアドイツで活動した神秘思想家哲学者教育者である。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


注2:28.Marie をご一読ください。

注3:34.魂の起動ボタン をご一読ください。

41.前世の一致と女神への祈り へつづく


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