初期設定の愛 30.魂の分離 2
この相方の魂は、好奇心、冒険心、探求心、が非常に強く。
宇宙に残してきた相方にはまるで興味がないようだ。
まあ、頼もしい、かっこいい。
早くまた会いたいが、どうもそれは随分先のようにも感じる。
そんなこともこのセッション中に感じた。
宇宙に時間はない、本来存在しない時間の経過により、その関係が色あせることはない。
分離することにより、この競技、遊びがスタートするのであろう。
この感慨は、あくまで三次元地球の地球人として生きている筆者のものである。宇宙には宇宙の都合があって、別の理由があるはずだ。これは今後の課題として、調査したい。
無数の穴が開いている。相方へ移動した愛のエレメントが抜けてできた穴だ。あくまで筆者の体感のイメージだ。実際にはもう少し気高く、誇り高い魂だww。
とにかく、不快なのである、この穴が。なので早く埋めたい。
これがドライビングフォースとなり、最も過酷な星、地球へ転生する。
これが穴埋めのための最適解である。地球での過酷な三次元物理次元での経験によって埋めるしかないようだ。
なぜかそれを知っている。
相方に遅れをとったが、自分も覚悟を決めた。さあ出発だ。
やるだけやってみよう。
失った愛の構成要素(エレメント)を、自らの力で勝ち取る、そんなゲーム、それが地球での地球人としての人生だろう。
魂の相方に現世で出会うことにより、分離の際に相手に譲り渡した、エレメント、自身に欠落するエレメント、それへの渇望感があぶりだされる。
筆者のケースだと、女神との出会い、コミュニケーション、別れ、音信不通期間の女神への思い、要所要所で筆者を駆り立てるドライビングフォースとして機能した。
上へ上への上昇志向、あきらめない。夢へのまっすぐな情熱、行動力など、彼女を思うたびに彼女の持つエレメントが裏から染み出てくる。
三次元の経験、艱難辛苦を通じて、やり遂げる。
成功体験を積みながら、魂の血とし肉とする、自己のエレメントとして取り込む作業、そんなイメージだ。
魂の空いた多くの穴、これをパテで埋める作業そのものだ。
積極性、夢にむかいまっすぐな思い、激しさ、決断力、
無邪気さ、行動力、革新力、あきらめない気持ち、情熱、などなど、地球では、尊く、ポジティブとして知られるエレメントたちだ。
分離後の私の魂には不足している要素たちだが、人生経験の中で、なぜかこれらテーマに立ち向かわざるを得ない状況が作られた。見事なシナリオだ。M君の書いた予言の書のシナリオなんかはいい例だろう。(注)
筆者は、どうもこれらのエレメントを持つ人にあこがれる傾向がある。これは魂に空いた穴に起因するのだろう。
一方、忍耐、冷静、根気、客観性、穏やか、こだわらない。
このあたりのエレメントが私の分離後に色濃く持つ要素だ。
相方のエレメントを、あえてネガティブに表現すれば、せっかちで、感情的になりやすい、こだわりすぎる。諦めが悪い。このあたりだろうか。
おそらくそうだろう。
彼女の持つ、執着、こだわり、激しさ、感情的、このあたりが自分にとっては非常に魅力的にうつる。
やっかいだが、本能的に求めている。
実は現世での父がそういうタイプだ、物事に執着し、こだわりを持ち、感情的になる。職人気質であるので、実直で信用されやすい。逆にいえば利用されやすい、まあ、だまされやすい傾向になる。
筆者は冷静、クール、こだわりがない。何事にもあせらない。
向上心がない。このままでいいじゃないかと思っている。
これでは、あまり人気がない、人が集まらない、現代の地球の先進国ではあまり評価されない。ただ、だまされずらいし、割と穏やかな性格で、争いは好まない平和主義者だ。
これはこれでOKだろう。
実際には、もう少し、入り組んだ複雑な状態となる。
化学反応が起こる、裏表の関係で、こちらがひっこめがあちらが盛り上がる。だから、ものすごく向上心に燃え、素晴らしい成果をだしたこともある。
感情むき出しになることもある。そんなときは、自分が自分に驚く。
そもそも潜在的に自己の保有している資質だと言う解釈もなりたつが、それこそ、魂の相方の影響であるということだろう。まあ、どちらももとは自己だ。
一度引き離してから、抱きしめる。そんなとこかな。ツンデレだ。
魂の相方への思いは通常の恋愛と被る感情があるので、注意深く自己の奥底を観察する必要がある。
魂の片割れとの関係は、あくまで魂の成長ゲームのパートナーである、恋愛要素も入り込むが、恋愛要素はあくまで各論の一つの論点であり、総論的には、魂の成長ゲームであるので、各論である恋愛に失敗しても過度に気にしなくていい。
小生などは、お相手に、今ひどく嫌われている。そのことをまるで気にしてない。まあ、嫌いも好きのうちだ。この話は、リクエストがあれば、次の機会に詳しくお話しする。
恋愛の成就が目的ではないのだ、あくまで感情をかき乱す、カンフル剤、劇薬として機能する。
やるせなさ、自己嫌悪、満足感、幸福感、なんやかんやすべて1000倍なのだから。
そりゃ、金輪際もう会いたくない。思い出したくない。そんな気持ちにもなる。もう勘弁してくれ。そんな気持ちになったのは1度や2度ではない。
最後に合った日から、10年目だろうが、20年経過後だろうが、30年後だろうが、容赦なく彼女への思いがフラッシュバックした。その都度、あわてて蓋をする。このフラッシュバック、最短5秒で涙がでたことがある。この涙、嫌な感じはしない。
自分のことが愛しくなる、そんな気もする。
悲しいわけではない。なんの涙だろうか。
注:【15.予言の書と卒業】をおよみください。m(__)m
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