Twitterが好き【#58何があってもマイペンライ!】
Twitterが好きだ。
最近は当初のTwitterから大きく形を変えてきており、様々な問題が生じているのも事実。私にも苦い思い出がある。それでもやっぱりTwitterが好きだ。
何がいいのかと言うと、距離感だ。
昨日、嬉しい出来事があった。とある取材企画が決まったのだ。私は思わず「っっっしゃああ!!!!!(めっちゃ取材したい人に取材できることが決まった)」とツイートした。
特定の誰かに向けているわけではない「つぶやき」。反応を期待した投稿ではない。ところが想定以上の反応があった。「いいね」もそうだが「おめでとう」といったリプライが複数届いた。心地良かった。
企画が決まったことを嬉しく思っていたのだが、それを祝ってくれる人がいたことでさらに喜びが増した。これはTwitterだからできるコミュニケーションだと思う。
私たちはリアルでもネット上でも様々な形でコミュニケーションを取っているが、Twitterほど気軽に投稿できるものはないと思っている。1対1の対話はもちろん、LINEグループなどへの投稿も、私はけっこう気を遣ってしまう。
なぜなら、相手に対して返信をしてほしいという圧力が働くからだ。これはどうしたって働いてしまう。実際、既読スルーされると悲しい。結果的に、相手に返信を求める価値のある投稿しかできない。
でもTwitterは違う。独り言が許される空間だ。誰かに言葉を向ける必要がない。返信する圧力を与えないので、自由に発言できる。だからこそ、仕事で嬉しかったことを気軽につぶやくことができた。反応してくれた人も、なんの義務でもなく自然な気持ちで返信を送ってくれたのだと思う。
返信は来ない可能性が高いし、確実に見てくれる保証はない。でも、実は伝えたかった人や遠い誰かの下へ届く可能性がある。この絶妙な距離感が私は好きだ。
先日「同じ屋根の下の仲間」というタイトルでシェアハウスの友人についてのエッセイを書いた。彼女たちを大切に思っているし、これからも長く付き合っていきたいといった内容だ。
これを彼女たちに直接伝えることは正直難しい。恥ずかしいからだ。だからTwitterにエッセイとして書いた。誰かに向けて書いてはいない(という体裁をとっている)けれど、でもあわよくば、彼女たちに届いたらいいなと思いながら投稿した。
その投稿にはシェアハウス仲間の何人かから「いいね」がついた。Twitterだからこそ生まれるコミュニケーションがある。