【図解ホテル】泊まらないホテルの使い方
先日、麻布十番で
The Lively ホテルの
テレワークプランを
試してみた。
また次の日は渋谷の
The millennials の
コワーキングスペースを利用。
今回も学んだことを
今後使えるノウハウとして
図面化しつつ整理。
こちらの記事
noteの公式アカウントさんにも
拾っていただきました〜🙇♂️🙇♂️🙇♂️
テレワークという使い方は、まさに今というタイミングの言葉ですが、今後どうなるかなども含め考えていきたいと思います。
ホテル写真はインスタに整理してるので
こちらからご覧くださいませ〜
▼1.テレワークプラン
利用したのは
ダブルの部屋を
テレワーク仕様にされた部屋。
利用イメージとしては
大体下記の通り。
☑︎ベッドなし
☑︎作業用テーブル、椅子セット
☑︎ヨガマット付
☑︎シャワー利用不可
☑︎9:00チェックイン
☑︎22:00チェックアウト
☑︎6500円くらい(2名まで可)
その他、通常のホテル利用でも
提供されている、
☑︎ロビーでコーヒー飲み放題
☑︎17:30-18:30までハッピアワーでフリービアー
☑︎ビリヤード遊び放題
☑︎朝食会場有
☑︎最上階にはバー有
これらももちろん利用可能。
少し非日常的な気分で
仕事や作業するには
いいプランだった。
▼2.部屋のつくり
ざざっと部屋を採寸して
スケッチしてみた。
通常の部屋のレイアウトとの
比較図がこちら↓
宿泊特化型のホテルにしては
☑︎最低でも19㎡を確保
☑︎トイレ完全独立
をうたっているホテルではあり、
天井高さ2500なので
元々余裕はある方なのだけど、
ベッドが無いだけで
ものすごく広ーく感じた。
これは感覚として
覚えておいた方が良いな...
テレワーク部屋 19.2㎡
ベッドの占める割合は
この規模の空間だとかなり
圧迫感をもたせてしまうことを
知らされる...
折り畳みデスクを開けば、
2人で別々の場所での
作業も可能。↓
奥行は350と小さめだが、
幅が1150あるので
問題なく作業可能だった。
ブックスタンド、コンセント、USBなども
セットされてるので問題なし。
椅子も元々は小さなスツールみたいだが、
作業用のチェアーにチェンジされている。
ヨガのために
借りる人もいるのだろうか🧘♀️
▼3.息抜きできる場所
いくら部屋が良くても
ホテルの個室なので
広々とした場所でも作業したくなる。
ラウンジへいけば
作業可能なコンセント完備の
テーブルがあり、
フリーコーヒーもあるので
両方使いながら作業も良い。
打ち合わせや集中は個室、
その他ラフに作業する場合はラウンジなど。
ラウンジエリア 電源完備
ローテーブルにも電源確保は素晴らしい
▼4.コワーキングスペース比較
通常稼働に戻りつつあれば
このようなテレワークプランは
無くなってしまいそうだが、
9:00-22:00で1人3500円程度なら
良いな〜と思った。
コワーキングスペースとして
調べてみると
渋谷The millennials は
1日2500円で8:00-22:00使い放題。
andwork shibuya HPより
個室利用となると
追加料金がかかるが、
フリーエリアで作業するなら
全然事足りそう。
と思ったので
すぐに訪れてみた。
4Fラウンジ
ここはロビー兼用であり
少しざわっとしたラフな空間。
どの席にいても
電源は確保可能。
ラフな作業はここでやるのも良いかも。
フリードリンク、
ハッピーアワーには
ビール飲める。
3F:コワーキングスペース
こちらは対照的に
少し静かなスペース。
個室も有り、
フォンブース有、
ロッカー有。
電源はどの席でも当然確保可能。
空間としてはラフなイメージで
ホステルセットなこともあり
客も若い方中心。
(本来ならインバウンドのお客様たくさんあたのだろうか)
個人的な印象では
会議室が1つあることを除けば
作業という意味では
そこらのカフェで良いか、、
と思ってしまったり。
ホステル併設の空間とあり、
滞在する人の雰囲気も含め
かなりカジュアル。
落ち着いて仕事したり
カフェっぽい場所を求めるなら
ちょっとちがうかなという印象。
▼5.ホテルをどう販売するか?
・泊まる以外の利用を今後考えるべき?
・時間利用の使い方は?
・作業場としての利用?
・個室であることを活かす?
・賃貸的な使い方?
これから各社いろんな
実験をしながら新しいタイプが
生まれてきそう。
決まり切った時間に
決まり切った方法で販売するのをやめ、
臨機応変に対応していくとなると
オペレーション側の柔軟さが
より重要になってくる。
清掃も自社スタッフがぱっと
どんな時間でも対応し、
部屋をリメイクできるスキルが
問われるかもしれない。
住む、泊まる、働く
の境界がゆるくなり
新しい運営方法もどんどん開発される。
ハードも何を重きを置いて
設計されるか考えていかねば。
▼6.専用と共用
販売方法が多様になり
ホテル=泊まる
ではない需要がふえるのであれば
専用するものと
共用するものを意識したい。
ホテルは基本的に
個室と共用部がわかりやすく
二分化しているプログラム。
だけど、それはいままでの
利用方法だから整理していた
ゾーニングなので
専用と共用の位置づけを改めて
考える必要があるのではないか。
共用で十分なもの。
共用だから良いもの。
専用じゃなきゃ困るもの、、、。
繰り返しになるが、
限られた20㎡程度の空間に
ベッドというデカブツの
影響力が効果あることを
改めて体感した。
ベッドを共用、
というわけには
いかないかもしれないが、
ベッド自体のあり方を考えたり
工夫が必要かもしれない。
限られたスペースに
なんでも詰め込むのは
コスト的にも空間的にも
上手くない。
まだ何が正解かわからないが
この専用と共用の区分は
意識して観察していこうとおもう。