オリンピック用英略語 多過ぎ問題
FA:ファンクショナルエリア(職場、職種)
ACRカード:アクレディテーションカード(IDカード)
LOG:ロジスティクス(物流)
TPカード:公共交通カード
EVS:イベントサービス
TPC:チームプロセシングセンター(選手団入村用施設)
TA:選手輸送システム
NOC:(各国)選手団(委員会)
このオリンピックに携わると、とにかく英文字2文字又は3文字の略語ばかりが出てくることに悩まされるだろう。
とにかく数が多い・・・多い、多すぎる。とてもではないが全部覚えきれない。
そして普段の英単語とは違う。例えばANDという略語。英単語のANDなら(・・・と)を意味する接続詞以外、ありえないだろう。これから「出入国」なんて言葉はなかなか出てこないだろう。
業務に関する連絡や注意事項、周知事項などは、個人に貸与されているスマホで業務用LINEやメールでやり取りしている。どうしても入力文字というのはなるだけ省略したくなるものだ。そこでの文字のやり取りが略語の濫発を助長している。例えば。
「POLのNOCが居住棟のベッドが足りないと言ってますが、問い合わせ先はNCSですか?」 「居住棟に関する物品はRCに聞いて下さい」
・・・・・お~~い、暗号解読班~~!!という感じである。
例文を解読するなら「POL(ポーランドの国略称)のNOC(選手団)が居住棟のベッドが足りないと言ってますが、問い合わせ先はNCS(各国選手団サービス)ですか・」 「居住棟に関する物品はRC(居住者センター)に聞いて下さい」
ボランティアのFA(職場)さえ、知らないのもたくさんある。50カ所以上のFAがある。だいたい国略称だって、オリ・パラ参加国の全部に1個1個割り当てられていて、とても覚えきれない。
この英字略称との格闘は終わらないし、最後までよく分からない言葉が多く残りそうだ。
オリンピック用の英略語、多すぎるよ。愚痴の一つも出てくる。