小磯の映画レビュー:朝鮮名探偵-鬼(トッケビ)の秘密-
こちら、なにげに入院中にアマゾンプライムでみて面白い娯楽映画だったのでつい続編を見てしまった。第1弾のレビューはこちら。
そして映画はこちら。
「トッケビ」という言葉は、コン・ユ主演の「トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜」という恋愛ドラマで有名になったので聞いたこともある人はいるのではないかな。
ちなみにドラマの「トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜」は、コン・ユの格好良さと王道な恋愛もので世の女子がキュンキュン行ったことで割と有名になったドラマかと思う。しかしながら、韓国ドラマに総じて言えることではあるが、とにかくOSTがよい。音楽が本当に素晴らしい。特にAileeが歌う「첫눈처럼 너에게 가겠다 I will go to you like the first snow」が抒情を誘いドラマの質を一層高めている。
あ、いかんいかん。話がそれてしまった。
韓国で「トッケビ」といえば、「鬼」と訳されてしまうが、感覚的には「妖怪」に近いかな、と。広義で。今回の朝鮮名探偵も「妖怪」のたぐい。もっと詳しく言うと「吸血鬼」である。
この映画は、寅さんのようにマドンナが出てくる。今回は、キム・ジウォンがそう。彼女もまた、王道恋愛ドラマの「太陽の末裔」に出演。軍隊の中尉でありながら軍医官の役。初めて彼女をみたドラマであったが、透明感があるながらも芯のあるかっこいい女性を演じられる女優さんだな、と思っていた。
今回の映画でもその芯の強さが役どころに表れていたように思う。子を想う母性、旦那を思う愛。いやー、格好よかった。もちろん、きれいでもあるのだけど、今回の映画においても格好よさが際立った。
映画の内容は、いつもの名探偵とパートナーがとにかく走る。走る。逃げる。とドタバタ劇な筋は変わらずだが、今回は主人公の名探偵自身も事件に大きく関わっている。
いやぁね、毎度言いますよ。韓国の映画やドラマは出てくる俳優で悪役かどうかってわかるからね。あれ、よくないですな。今回は、アン・ネサンが出たところであ、そういうことね。となりました。
ともあれ、2時間もあっという間でテンポよく進む感じは脚本がいいのかな。ちょっと暇だな、と思ったら見ても損はない映画だと思います。
※アマゾンプライムで第2弾が見れないのは、なんでだ・・・。