プレミアCDを聴く〜吹石一恵「セピアの夏のフォトグラフ」 前編〜
どうもKOISHOTEN_RECORDSです。
今回はプレミアCDを聴くとのこで吹石一恵さんの「セピアの夏のフォトグラフ」を取り上げようと思います。
このCDは伝説的な一枚で、
藤波辰巳「マッチョドラゴン」
オマリーの六甲おろしに並ぶ名曲だと思います。
前編ではこのCDがリリースされた背景や表題曲について書いていこうかなと思います。
はじめに
このCDは女優で福山雅治さんと結婚したことで有名な吹石一恵さんの唯一リリースした作品です。
定価1,020円のところ、
中古で1,700円で手に入れました。
倍ではないですがやはり少し高い。
この曲はサブスクで配信されておらず、CDでしか聴くことのできない作品です。
ちなみにこの曲は知る人ぞ知る名(迷)曲でありまして、吹石さん本人は黒歴史というかなかったことにしたいような一枚ですが、個人的にはこの曲のリバイバルブームが来てほしいと思っています。
「セピアの夏のフォトグラフ」とは
まずはこの曲がリリースされた背景について少し触れていこうかなと思います。
この曲は1997年にリリースされ、映画「ときめきメモリアル」の主題歌となっています。
この映画では吹石一恵さんが女優としてデビューした作品であり、主題歌も本人が歌唱し、シングルをリリースしました。
今現在吹石一恵さんの発売したCDはこの作品のみです。
実際に手に取ってみよう
実際にこのCDを手に取り細かく見ていこうかと思います。まずはジャケットと裏ジャケから。
言うまでもないですが、とても吹石さんが美しいです。今も昔も綺麗で見惚れてしまいます。
ちなみにこのCDは三方背になっており、どこをとっても吹石さんでいっぱいです。
個人的にCDジャケを開いたときにでてくる吹石さんのこの表情は反則的な可愛さです。
今となっては有名で大活躍されていますが、当時はまだ駆け出しの女優さん。吹石さんの魅力がたっぷり詰まったデザインです。
作詞作曲はまさかのあの人
さて、本題に入る前に「セピアの夏のフォトグラフ」を作詞作曲した大物アーティストにも触れていこうと思います。
この曲を作った人は広瀬香美さんです。
「ロマンスの神様」や「ゲレンデがとけるほど恋したい」など名曲を世に送り込んだあの広瀬香美さんです。
90年代のポップスでは広瀬さんなくしては語れないですよね。
ちなみに、この曲のコーラスにも参加しておりとても豪華です。
肝心の歌唱力は
ここまで長々と引っ張っていったのですが、ここで本題に入ります。
ルックスがとても綺麗な吹石一恵さん、初主演作の主題歌、作詞作曲は広瀬香美さんととても魅力的な一枚ですが、
このCDを手に取り実際に聴いてみると、その魅力さえも忘れてしまうような強烈なインパクトがあります。
それは!
なんと!
肝心の歌唱力が壊滅的だからです!
お世辞に上手いとは言えないぐらいなんです…。でも決して下手ではなく個性的で何回も聴いてみると虜になってしまう不思議な歌声です。
特に元気がないときに聴くとなんか励まされるような気がします。
吹石さんの天真爛漫さが裏目に出てるようなそんな魅力的な歌声です。
噂によると「女ジャイアン」と揶揄されたとかなんとか…。
ちなみに、本人にとっては黒歴史的な扱いでありテレビ番組でこの曲のことで擦られた際は赤面して動揺してる一幕がありました。
私も初めて聴いたときは「なんだこの歌声!?」となりましたが、聴けば聴くうちにその歌声が素敵に感じてくる。
狙ってこのように歌えないし、不器用ながらも一生懸命歌ってる吹石一恵さんだからこそこの奇跡の歌声は生まれたのではないかと思っています。
さいごに
まだまだ書きたいことはあるのですが、記事の文量が思いの外増えてきたので一回ここで終わりにします。
後編ではこのCDの収録曲について書いていこうと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。
後編はこちらから!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?