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夜コーヒーを飲むと眠くなる

お元気様です。koishiといいます。

 覚醒作用があることで知られるカフェインを含むコーヒーは、眠気覚ましのために飲まれることがよくありますが、私の場合、夜にコーヒーを飲むと眠たくなります。”コーヒーを飲んだあとに寝る”というルーティーンを体が覚えているからなのか、ただの寝不足のためか、「コーヒー美味えな、、、」とか思いながらうつらうつらしています。
 

コーヒー飲んで眠気対策をしたい人の注意点

 いくらカフェインに覚醒作用があるとはいえ、以下の場合には効果が薄れたり生活に支障をきたしたりしますので注意しましょう。

1. 3日以上睡眠不足が続いているとき
2. 脱水状態になったとき
3. カフェインが分解されてしまったとき
4. 翌日以降に大事な予定があるとき

1. 3日以上睡眠不足が続いているとき
 
 1日5時間睡眠で、200mgのカフェインを1日2回摂取する実験の結果によると、はじめの2日間では覚醒効果が現れましたが、3日目からは効果が現れなかったそうです。ちなみに、200mgのカフェインはコーヒー2杯(1杯を150gとする)程度に含まれる量です。ですからコーヒーを飲むことによる覚醒効果をのぞむには、日常で睡眠をしっかり取れていることが条件になってきます。

2. 脱水状態になったとき

 カフェインには利尿作用があるため、コーヒーを飲んだあとは早くて数分後、遅くとも一時間後くらいにはトイレに行きたくなります。トイレに行って水分を多く失ってしまうと、脱水状態になってしまいます。脱水状態になると体がだるくなり、やる気も失われてしまいますので、結局眠気を催してしまうことになります。
トイレに行ったあとは冷水を飲むと良いと思います。冷たい水は交感神経を刺激してくれますので、眠気を覚ますことができますし、水を飲むことで集中力が高まります。

3. カフェインが分解されてしまったとき

 人間が生理的欲求の一つである睡眠をしっかりと取るために、起きているときには睡眠を誘発する物質が、アデノシンと言われるものを中心に数種類分泌されます。これらはカフェインによる覚醒作用が働いている間も蓄積していきますので、カフェインが分解された瞬間、強い眠気に襲われることになります。
 逆にこれらの物質は寝ると減りますので、徹夜などされる前に15分程度仮眠を取ると、眠くなりにくくなると考えられますね。

4. 翌日以降に大事な予定があるとき

カフェインを摂取すると体内時計が数十分遅れてしまいます。ですので、夜などに徹夜をしてタスクを終わらせたとしても、翌日以降に朝寝坊してしまう可能性が高いので注意しましょう。カフェインを摂って徹夜などする場合は、次の日以降への悪影響も考慮した上で行うと良いですね。

コーヒー飲んでも寝たい人は

 夜でもコーヒー飲みたいよという人は、上記のことを踏まえると、以下の条件のとき眠れる可能性があります。

1. 3日以上連続で睡眠不足が続いているとき
2. 寝る前にトイレに行き、かつお湯を飲む
3. 寝る前は間接照明で過ごす

1. 3日以上連続で睡眠不足が続いているとき
 睡眠不足が続いていればもう体は眠くてたまりませんから、眠れる可能性が高いですよね(笑)。

2. 寝る前にトイレに行き、かつお湯を飲む
 コーヒーを飲んだあとの睡眠中にトイレに起きなくても良いように、寝る前にトイレに行きましょう。なおかつ脱水症状を防ぐ目的と、体を温める目的でお湯を飲むと良いと思います。人間は体が温まった後、冷めるときに眠たくなりますので。

3. 間接照明で過ごす
 
寝る前に白い光(蛍光灯や白熱灯、LEDでも)を浴びるのはよくありません。寝る前の少なくとも30分前からは間接照明などの暖色系の照明で過ごしましょう。すると驚くほど寝付きが良くなります。スマホやPCを使用するのは、寝付きを考えると以ての外ですね。

コーヒーと上手に付き合おう!

 カフェインを摂取することへの感受性は人それぞれのようで、夕方以降コーヒーを飲むと眠れなくなる人もいれば、ぐっすり眠れちゃう人もいます。眠れなくなる人の中には、「コーヒーを夜飲むと眠れなくなる」という暗示のために眠れない人もいるようですので、逆に「コーヒーのんでも眠れる!!」と思っとけば眠れちゃうかもしれないですね。
 しかし、コーヒーを飲んで眠れる人もカフェインを全く取らないときの方が睡眠の質が高いという事も知られていますので、少なからずカフェインの覚醒作用は働いているようです。
 それからコーヒーの利尿作用が働き、飲んでから早くて数分後、遅くて一時間後くらいにはトイレに行きたくなるので、そこは注意しないといけないですね(^_^)
 
なんにせよ、コーヒーは刺激物ですから、ライフスタイルや体質に合わせて上手に付き合っていきましょうね。


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