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もっと時間があると思ってた

母が亡くなった。癌だった。 今年の4月にわかり、そこから5ヶ月、10月1日に息を引き取った。 癌はもっと長く患って、長く付き合っていく、そして最後は意識も遠のいて、そろそろだねとみんなで受け入れながら息を引き取ると思ってた。 亡くなる前日には家に帰ってきていて、ご飯も食べて、なくなる日も最後まで自分でトイレに行こうとしていた。 でも、ダメだった、 息が止まった 心臓が止まった なんで?なんでこんなに早いの? どうしてママだけ? そんな考えがずっと消えて無くならない

    • 寂しい夜の相手には

      寂しい夜に頼っていいのは 自分が頼られなくても、甘えられなくても その人の寂しい夜には自分がそばにいたいと そう思える人にだけだと思います その方が自分の欲だけが大きくならないから 自分の寂しさも、不安も、もどかしさも 全部解消できなくても 寂しいと思っている夜にはそばにいてあげたい そう思える人にしか甘えてはいけない でないときっと、平等にはならないから 愛すのも愛されるのも 甘えるのも甘えられるのも 頼るのも頼られるのも いつも同じくらいで入れたら一番いいな

      • 人生の先輩も寂しくなるんだってさ

        ずっと話してみたいと思っていた 一回り上の先輩と混み合った話ができた時の話 その人は仕事に打ち込んでいて、姉御って感じで もう10数年恋人がいなくて、結婚もな… と考えて、そしてそういうのを置いておいても かっこいいなと思う女の人 そんな人と話して なんだ、そっか、そういうもんなんだって ちょっとほっとした話 もうないかなあと思っていても、 自分はこれでいいんだ、相手がいなくても 結婚してなくても、と思っていても 「寂しい」と感じる時は定期的にあるらしい 結婚したいとか

        • 世界は見えないことで溢れてる

          朝の満員ではない電車 それぞれの車両で、 1シートごとに1.2席空きがある電車 男女の2人組が乗ってきて、 男の方が座って、女が前に立った この状況を見て、 「うわー、彼女を立たせるんだ」 そう思う人が多そうだなと思った 私も最初はそう思った けど、 そもそも恋人同士かも分からないし 女の方が立ちたい人なのかも知れない 先に座った方が勝ちっていう遊びをしてるのかも 男の方が足が悪かったり 女の方が鍛えてたり いろんな理由があるかも知れない けど、最初の 「うわー、彼女

          男女の友情を形づけたがる

          「男女の友情って成立すると思う?」 私はこの質問が嫌いだ。 求められているのは私の考えではなく 相手の考えに寄り添ってくれる答えだから ちなみに私は成立すると思ってる というよりわざわざそんなこと考えて生きてない そもそも友情なんて 自分だけで成立するものではないから 私が成立すると思っても 相手がその考えを持ってない人なら成立しない 逆に相手が「これは友情だ」と思っていても 私が相手と友だけでは押さえ込めない気持ちを 持ってしまっていたら、その時も成立しない

          男女の友情を形づけたがる

          Blue&Grey

          自分が抱える気持ちを、想いを 言葉で吐き出せない時がある むしろそんな時の方が多いかもしれない 今まさに胸がもやっとした グレーがかった気持ちでいっぱいです なんでかなと考えても 胸から頭にもやが広がるだけでなくならない 考えることもできないし 考えないこともできない テテちゃん(BTSの超絶イケメン)の Blue&Grayを聞いた時 推しが同じような感情を持ってることへの喜びと 一人ではない安心感があったのを思い出した 大抵こんな時は、大丈夫?と聞かれても 大丈夫と

          Blue&Grey

          見ちゃった花火のこと

          言わなければよかった言葉は、言ってみないと、言わなければよかったのか、言ってよかったのか分からないですよね。 それでも言ってしまった言葉は、自分から離れて、記憶からも離れていって。あの時会えなかった言葉の方がずっと心に居座り続ける。 別れが辛かった恋愛よりも始まりもしなかった恋愛の方が、懐かしさと少しばかりの後悔で胸がキュッとなる。

          見ちゃった花火のこと

          アラサーの、友情

          女は結婚出産で友情に変化がある どちらか一方でも、双方でも、確実に。 結婚してから、出産してからの出会いであれば きっと(問題はあったとしても)問題はないのだけど それよりも前から仲良い関係には どうしたたって壁みたい、隙間みたいな、 理解もできてるし、受け入れられてるつもりなのに どうしても越えられない歪みが生じる 気軽に誘いたいけど、旦那さんいるもんな 楽しみにしていたことが子供の体調でキャンセル 私は在宅できないのに、子供理由で週の半分は在宅 ただ滝のように吐くだけ

          アラサーの、友情

          秒で変わる感情

          「一緒に行きたいなあ」と思って誘った後に、なんか違ったかも、やっぱ一人が良かったかも。そう思う時がある。 誘われた側からしたら誘ってきたくせに、やっぱ時間合わないかもとか言われて、わけわかんないよね。 私も訳わかんないです。 そういう時って大抵、寂しくて誰か誘いたいけど、気持ちが疲弊していて一人でいるのが気楽って時なんだよね。 今日はなんていうか、よく心がときめいた日で、慣れないときめきに疲れちゃったんだろうな。 高校の時に好きで、でも彼の一番の女友達でいられる心地良

          秒で変わる感情

          極論、猫でいいよね

          ひとりでいるのが気楽だと思っていても 時々、どうしようもなく誰かといたい時がある。 話したい!とか、そばにいて欲しい!とは違っていて。 私の心の中では嫌でどうしようもない感情が渦巻いて 頭の中ではぐるぐる思考回路がループしてるけど それを伝えたいわけでも理解して欲しいわけでもない。 ただ、ひとりでいることがどうしようもなく寂しい そう感じている気持ちを助けて欲しいだけ。 じゃあ誰かといたらいいじゃんと言われたら それまでなんだけど。 誰でもいいわけじゃないんだよね。 だっ

          極論、猫でいいよね

          私は、いじめる側の人間だったと思う。

          好かれていた、嫌われていなかった、 人気者だった、味方が多かったとか、 そう言うことではなくて 自分がしたこと、言ったことが 相手にどう届くのか、相手はどう感じるのか 想像ができず、考えることすらできず、 自分がいじめてる側だと意識できてない子供 英会話教室が同じだった、少し嫌われていたあの子に 学校でも同じように挨拶ができていたのか、 わざと見ないふりをしていなかったか、 それすらも思い出せない。 友達だと思われたくないと思ってたんじゃないかな 仲良いと思われたくない

          私は、いじめる側の人間だったと思う。

          パッとしない子

          辻村深月さんの  噛みあわない会話と、ある過去についてを読んだ パッとしない子、自分に向けられた話だなと思った 口に出したことは そんなつもりはなかったとしても 相手を傷つける時がある。 軽い気持ちで言った言葉が 相手にとっては知られたくないことかもしれない 軽い気持ちで伝えたことが 相手にとっては隠したい事実だったかもしれない 事実だからと言って、言いふらして良いわけじゃない 事実だからと言って、伝えたことが良いわけじゃない 事実だからと言って、なんでも口にするべき

          パッとしない子

          13年前の春に出会った子達

          同じ高校を目指して、受験し、入学し、出会った3人。高校を卒業してから4人で会うようになり、もう11年が経った。今では2人は子供がいて、1人は結婚し、1人は婚約破棄を経験 同じような気持ちを持っているように見えるけど、それは違う。 3人と会うのはなんだか気乗りしない。 なんでなんだろう。 同じ高校だったのに、3人はいきたい大学に行ったから?いい会社に勤めてるから?素敵な出会いがあって、幸せそうだから? どれが正解かもわからない。 どれも違うかもしれないし、どれも正解かもし

          13年前の春に出会った子達

          人生について考えたら思考停止した

          結婚をして、子供が産まれて、幸せそうな友人。 職場に復帰してからは、やりたいように仕事ができず、産休前は同じ立場だった同僚が昇級してる中、自分は時短で帰る。子供が熱を出すと休まないといけない。 順風満帆な人生だなと思って見てたら、心の中は全然晴れ渡ってなくて、私が持っていない悩みを持ってた。 一方私は、結婚した友人や子供がいる友人が感じることができる幸せを感じることができないから、らなんとなく寂しさを感じてた。 結局ないものねだり。 隣の芝は青いんだな。 わかっていても

          人生について考えたら思考停止した

          意外と気にしてんだな

          全然1人でいいって思ってた。 3年前、自分から別れを選んで(それも相手に言わせたけど)、解放された気がして、しばらく1人の時間を楽しんだ。  前よりもお金があって、時間ができて、縛られるものは何もなくて。そんな中キラキラ輝く推しにも出会って、「別れて正解だった」「わたしはひとりがいいんだ」そう思ってとりあえず毎日幸せだったと思う。 結婚した友達や、子供が産まれた友達ができないようなことを思う存分、気の向くままにやって楽しんでた。 でも29歳の年になって、自分が少数派に

          意外と気にしてんだな