「わたしっぽさ」は、わたしの好きなものでできているらしい | 金曜日のひとりごと
「こいみずさんっぽい」
自分の好きなものとか、見てよかったものとかを誰かに話すと、たびたびそんな言葉が返ってくる。
「これ、しーちゃん好きだと思って」と教えてもらうものがドストライクなときもよくある。
わりと最近までは、想定内な感じというか、相手の想像を超えられないあたり、自分自身がつまらない人間なんじゃないかと考えてしまう部分もあった。
ても、最近じんわり「そうでもないかも」と気づいた。
わたしが好きだと思って選んできたものが、わたしの空気をつくっている。自分が摂取したものが自分の言葉や行動、思考をつくっている。
だとしたら、わたしはわたしの好きなものをちゃんとこれからも大事にしようと思えた。
少し前に、自分の人生インタビューをしてもらって客観的にわたしの人間性というか、特徴をコメントしてもらう機会があった。
その中に、意外で印象に残ったことが…。
思春期あたりからすっかり自己肯定感が低い人間になってしまったと思っていたのに、客観的にみたら小さい頃にあった「根拠のない自信」を、ずっと持ち続けてきた人間にみえると言われたのだ。
正直、自覚がなさすぎてめちゃくちゃ笑った。
でも、嬉しかった。とっくの昔にいなくなったと思ったのに「ずっといたんかい」ってなった。
そういう、じんわり「あぁ、そうだったんだ」って思うことが最近、立て続けにあったのでした。
自分が気づいていない自分の一面って意外とあるのかもしれない。
いいなと思ったら応援しよう!
いただいたサポートはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!