戀心は今日も
君から離れたくないと僕は泣いた。
君も申し訳なさそうにつられて泣いた。
二人凪いだ。
夜夜夜夜夜夜夜夜夜夜夜
カーテンの光 があったから
「月が綺麗ですね」
って寝てる君に言っても返事はなかった。
だって、その光は月明りじゃなくて、
隣のマンションの蛍光灯だったから。
心はいつもからからに乾いている。
だから涙って流れるんだって、
誰かから聞いたよな気がする。
(気がするだけなんだけど)
僕は戀を、心を、
いつも涙で濡らしたくって。
君の名前を呼びながら泣きたくって。
僕の戀心の空模様は、
今日も雨です。