グランドエスケープ(トークンエコノミー⑤)
③ 改ざん不可能な高い極めて強固なセキュリティ
仮想通貨の各取引情報は連続したブロックに格納されており、ブロック同士には密接な相関関係があるので、過去の取引履歴の一部を改ざんするには、それ以降のデータもすべて整合性がある形で改ざんしなければならない。
それ故、ブロックチェーン上の記録は極めて改ざんが困難だとされている。不可逆的で、後から取引情報を変更することができないため、その取引には絶対的な信頼が生まれる。
理論上、51%を超える処理能力を有していれば取引情報を改ざんすることは可能だが、量子コンピューターのような極めてハイスペックなマシーンであってもそのような処理能力を得ることは困難とされている。そのため、不正を働くことは不経済で、改ざんに掛けるコストよりも、仕組みを維持して利益を得るほうが合理的と言えるだろう。
参照 あたらしい経済
https://www.neweconomy.jp/features/zerokara/25599/2
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