落合陽一氏の「日本進化論」を読んで
子どもが生まれて育休を経て、会社に復帰してからというもの、まともに本を読んでいなかった。
毎日がいっぱいいっぱいで、本当に1冊も読んでなかった。(絵本は読んだけど)
そんな私が久しぶりに買って読みたいと思ったのが、落合陽一氏の「日本進化論」だ。
この1月に発売されたばかりの本、
保育園にお迎えに行く隙間の時間に急いで書店に行って購入。
通勤時間を使ってあっという間に読み終えてしまった。
こんなことは稀だ。
本の書評は、他の方が分かりやすく書いているかと思うので、拙い事しか言えない私があえて誰かに向けて書くことは無いかもしれない。
ただ、いい内容だったと記しておきたい。
よくまとまっているし、統計資料も豊富。
読みやすく、理解しやすい。
いま平成の日本に生きている全員に読んで欲しいとさえ思った。
子育て世代のまさに当事者として、特に第3章の孤立した子育ての問題を繰り返し読んだ。
もっともっと掘り下げてほしいとも感じたけれど、その後に続くこれからの教育のあり方の章や、well-beingの問題、超高齢社会の問題などに綿々と繋がっていると思う。
子育ての問題は、子育てをしてる当事者だけの問題ではない。
子育てが終了したら関わらなくていい問題でもない。
親に子育ての責任を押し付けるのはもう限界です。
みんなで考えていかないと。
社会全体の問題として捉えるべきだと強く言いたい。
若い世代にはもちろんだけど、ぜひリタイアを見据えている人達に読んで欲しい。
過ぎた時代に郷愁を感じてるばかりはやめてほしい。
テクノロジーにアレルギーを起こしてる場合じゃない。
考え方をアップデートしていかないと。
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