同じ道は歩かない
休みの日にカメラを持って外に出る。
何か被写体がないかと周りをキョロキョロと見渡しながら歩く。
気になったモノをパシャリと撮影。
そんなこんなで日に数百枚程度撮るのだが
帰宅してレタッチを始めると全く響かない写真が多数続出。一体なぜこんな写真を撮影したのかすらもわからない(ひどい時はゴミ袋とか撮影している)
好きな事を突き詰めようとする時によくハマるのだが局所的に時間を注ぎ込みすぎて写真を「撮らなければいけない」状況になっているんだと思う。こういう時は姿無き悪魔に追いかけられているような気分で自分では中々気付けず、いつの間にか精神的にも体力的にも疲弊してしまう。
自分なりの解決方法を考えた。
飽き性な性格なのでこういう時はリミックスをしてみることを最近思いついた。
リミックスとは楽曲作成用語で既存の複数の楽曲を編集して新たな曲を作ることを指す。僕はこのリミックスをもっと広い意味で使う事にしている。1枚の写真が美しくなくとも複数の写真を合わせる事で新しい1枚になったり、写真を文章を合わて1枚の美しい画にしてもよい。新しい何かを生み出さなくても既存のモノを使い回せば自ずと新しいモノが出来るのだ。
つまり必ずしも最新のカメラや、映えるスポットに行かずとも美しいモノは作れるということだ。
無理やり美しさを見つけるのではなく、今までのモノをもう一度輝かせる。
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