遺伝子検査を受けてみた
遺伝子検査とは
巷で流行しているダイエット法に挑戦してみたが自分には効果がなかった。という方も少なくないだろう。一般的に健康に良いというものはあくまでも大多数の人に当てはまるという事であってあなた自身にあった健康法ではないのだ。では、あなたにあった健康法を知る方法が遺伝子検査(SNPs)なのだ。今回は高輪和合クリニックで実施している「ニュープレミアム遺伝子検査」を受診したのでその結果をまとめた。
受診結果
受診結果の一部で
医師からの説明も踏まえて以下のような結果になった。
・炭水化物:食べても内臓脂肪がつきにくい。そこまで気にしなくてよし。
・タンパク質:タンパク質の分解が良すぎて筋肉がつきにくいので人よりも多くタンパク質を摂取したほうがよい。筋力トレーニング推奨。
・脂質:皮下脂肪がつきやすい。良質な脂を摂ることを推奨
お酒:アルコール分解能力最強で酔い知らず。
AGA:頭皮が薄くなる心配が少ない
・気質(性格):生真面目タイプ
健康的で感情の起伏が少ないタイプ。誰とでも仲良く接することができストレスを溜め込みにくい性格
肌質:シワやシミの出来やすさは普通。反面、肌は強くニキビ等は出来にくい。
ライフスタイルの変化
食事
ここまで自分の事がわかってきたら徐々にライフスタイルに取り込んでいく。まずは食事の摂り方、食事は最初に口したものの栄養を1番吸収しやすい。僕の体質を踏まえた場合はタンパク質を最初に摂ったほうがよい事になる。そして良質な脂の摂取(グラスフェッドバターやギー、MCTオイル等)。この2点を念頭に置いて食事をした方が自分の体質に合っている事になる。
運動
スキマ時間に筋力トレーニングをすること。トレーニング時間は15分程度やればよいので起床時や休日に行うようにした。
感想
自分の体質に関して多少の理解はあったつもりだが検査結果と照らし合わせるとより理解が深まったと思う。
自分の事を痩せ型体質だと自認していたがそれは間違いなかった。20代前半のころに標準体重の62キロを超えようと1日4〜5食ぐらい食べていた事があったがどれだけ頑張っても61キロを越える事は出来なかった。そこからトレーニングと食事改善をしてバルクアップを目指したが、ここでも61キロを超える事はなかった。この時に自分ではそもそも骨格が細く、筋肉が大きくならないタイプだと思いヨガやエアロビクス等の筋力よりも持久系の運動にシフトする。ここでの経験と今回の検査を重ねると半分あっていて半分間違ってた事になる。
筋肉が大きくなりにくい事は、あっていたが筋力トレーニングをやめた事は間違いだったのだ。自分の体質はタンパク質を分解しやすいため筋力トレーニングをしないと身体についている筋肉も分解されてしまい、さらに痩せてしまう。なのでランニング等の有酸素運動より筋力トレーニングを主としたほうが長期的にみて良いということになる。
今まで感覚を基に健康のバロメータを測っていたが、今回の検査によって俯瞰的に見る事が出来た。健康の道はトライアンドエラーの連続だが、新たな一歩を進める事が出来た。
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